- リップル(XRP):1時間足以下でレジサポ転換成立なら雲上端3.1ドルを試す動き
- ビットコイン(BTC):日足雲を下抜けせずに押し目形成なら117,400ドルを目指す展開
- イーサリアム(ETH):4,500ドル突破後に押し目形成なら4,665ドルまで上昇視野
- ソラナ(SOL):1時間足中期HMA付近で押し目形成後244ドルを試す流れ
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足以下でレジサポ転換もしくは上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足一目均衡表雲上端
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
リップル(XRP)は現在、3.04ドル付近を推移している。昨日はニューヨーク時間に入り米経済指標などを背景に値動きが荒れたが、短期的な上昇基調は維持され、本日4時間足で直近高値を上抜けした。
この値動きにより短期的な上昇圧が意識されるため、今後1時間足以下でレジサポ転換または上昇のダウ理論が成立すれば、日足一目均衡表雲上端付近までの上昇が期待できる。短期的なロング戦略としては有効性が高い局面と判断される。
一方で中長期的には、4時間足および日足MACDは上昇傾向を示しているものの、移動平均線の並びはまだ上昇トレンドを形成していない。したがって3.1ドル付近や日足一目均衡表雲上端を明確に突破するには、最低限4時間足一目均衡表雲付近での押し目形成を経る必要がある。押し目形成を経て日足雲を上抜けすれば、中長期的には3.35ドル付近までの上昇余地も視野に入る。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足一目均衡表雲を下抜けしない状態で押し目形成
- 1時間足短期・中期HMAを上抜け
- 1時間足以下で上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 117,400ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ビットコイン(BTC)は現在、115,600ドル付近を推移している。昨日は113,500ドル付近まで下落したものの同水準をサポートとして反発し、米経済指標発表を契機に上昇へ転じた。押し目形成を経て本日、日足一目均衡表雲内に価格が突入している。
現状、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドを突き抜けているため一旦の押し目形成が想定されるが、4時間足ボリンジャーバンドがエクスパンションしており、各時間足ともに買い圧が強いチャート配置である。日足一目均衡表雲を下抜けしない状態で1時間足短期・中期HMAを再び上抜けし、1時間足以下で上昇のダウ理論が成立すれば117,400ドル付近までの上昇が視野に入る。
長期的には価格上部に日足長期HMAが控えており、日足レベルで上昇のダウ理論は未成立であるため、完全に上昇転換したとは判断できない。ただし、日足MACDがプラス圏に位置し、日足短期・中期HMAがゴールデンクロスしていることから買い圧は強いと考えられる。そのため、現時点では買い目線を維持しつつ、押し目形成後の条件が整うのを待つ段階と判断する。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAを下抜けしない状態で押し目形成
- 4時間足長期HMAと4,500ドルを上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4,665ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
イーサリアム(ETH)は現在、4,500ドル付近を推移している。昨日の米雇用統計で上下に大きく振れたものの流れに変化はなく、4時間足一目均衡表雲を上抜けして以降は短期的な上昇を継続し、本日押し目形成後に4時間足長期HMAとレンジ上限である4,500ドルを突破した。
現状、4時間足ボリンジャーバンドを突き抜けているため一旦の反落も想定されるが、8月末から続いていたレンジ上限を上抜けしたことにより買い圧は強まっている。今後は1時間足長期HMAを下抜けしない状態で押し目を形成し、再び4時間足長期HMAと4,500ドルを上抜けして上昇のダウ理論が成立すれば、4,665ドル付近までの上昇が視野に入る。
長期的には日足中期HMAを価格が上抜けしなければ明確な上昇転換と判断するのは難しい。ただし、日足MACDがプラス圏に位置しているため上昇傾向は確認でき、短中期的には買いを狙いつつ、日足レベルでの上昇判断が可能となるチャート配置を待つ段階といえる。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMA付近で押し目形成後1時間足短期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足ボリンジャーバンドアッパーバンドから244ドル付近
- 損切り目安:
- 1時間足短期HMA直下
ソラナ(SOL)は現在、232ドル付近を推移している。ソラナは現在、4時間足ボリンジャーバンドがエクスパンションを伴いながら拡大しており、短期的な上昇基調が継続して日足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近まで上昇している。
現状、各時間足は上昇トレンドを示しており、特に4時間足ボリンジャーバンドの拡張は強い買い圧の存在を裏付けている。今後は1時間足中期HMA付近で押し目を形成し、その後に1時間足短期HMAを上抜けする展開となれば、日足ボリンジャーバンドを基準に244ドル付近までの上昇が見込めるだろう。
一方で日足ボリンジャーバンドアッパーバンドに到達した場合には反発し、短期的に下落に転じる可能性も考慮する必要がある。ただし4時間足一目均衡表雲を割り込まずに再び反発する展開となれば、中長期的には265ドル付近までの上昇余地が広がると考えられる。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7