一時始値の4倍以上を記録、市場の注目度の高さ示す
分散型取引所(DEX)「Bluefin(ブルーフィン)」は11日、ネイティブトークン「BLUE」のTGE(Token Genesis Event:トークン発行イベント)を実施し、初期貢献者にエアドロップを行った。
Bluefin Foundation は、BLUE トークンの誕生が完了したことをお知らせします。
Bluefin は、オンチェーン取引を加速するというビジョンを持って設立されました。現在までに、この取引所は
@SuiNetworkのスポットおよびデリバティブ取引で 400 億ドルの取引量を処理しました。・・・
Bluefinはこれまで、SuiNetwork上でスポット取引およびデリバティブ取引を提供し、総取引量は400億ドル(約6兆円)に達したという。
今回の「BLUE」トークンの導入は、ブルーフィンが分散型ガバナンスモデルへ移行するための第一歩としており、ユーザー、貢献者、ステークホルダーの間でインセンティブを整合させ、エコシステム全体の成長とプラットフォームの健全性を維持する狙いだ。
「BLUE」トークンの総供給量は10億枚で、初期流通供給量は約1.5億枚と設定されている。配分割合は、エコシステム成長に52%、戦略的参加者に28%、コア貢献者に20%が割り当てられている。
エコシステム成長に充てられたトークンは、エアドロップ、流動性提供、プロトコル開発資金として活用される予定だ。一方、戦略的参加者やコア貢献者に配布されるトークンには、ロックアップ期間と段階的な解放が設定されており、長期的な関与を促す仕組みが採用されている。
TGEに合わせて、「BLUE」は「KuCoin(クーコイン)」や「Gate.io(ゲートアイオー)」などの主要な暗号資産(仮想通貨)取引所に上場した。クーコインでは初値が0.08ドルでスタートし、その後、同日の取引で一時0.37ドルまで上昇。始値の4倍以上を記録した。
この急騰は、ブルーフィンのこれまでの実績や将来性への期待が投資家の間で高まったことが背景にあるとみられる。現在は0.2ドル付近で推移しているが、市場における注目度の高さを示している。
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情報ソース:Bluefin
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