暗号資産アナリストのミカエル・ファン・デ・ポッペ氏は21日、ビットコインの短期シャープレシオが-38.38まで急落したことを明らかにした。同氏は「これは驚異的なチャートだ」と述べ、歴史的に「低リスク」の蓄積ゾーンを示す水準に達したと分析している。
過去3回の底値圏と同水準、その後は強気相場へ
ファン・デ・ポッペ氏が公開したチャートによると、シャープレシオが今回と同様に深いマイナス水準に達したのは2015年初頭、2019年初頭、2022年後半の3回で、いずれもその後に大規模な強気相場が到来している。

シャープレシオはリスク調整後のリターンを測る指標で、マイナスが大きいほどリスクに対してリターンが低い状態を示す。同氏は「短期シャープレシオがここまで急落するたびに、ビットコインがリスク調整ベースで極度にアンダーパフォームしており、歴史的に魅力的なエントリーポイントを示してきた」と説明。チャート上の矢印は、それぞれの底値圏の後に続いた価格上昇を示している。
ファン・デ・ポッペ氏はさらに、ビットコイン価格が最近のクラッシュで金に対して大幅に下落したことを指摘し、「市場が不均衡な状態にあり、両者の間に機会が存在する」と述べた。シャープレシオはその機会をチャート上で明示しているという。
同氏は「このチャートが示唆することは実際には超強気だ。シャープレシオがこの水準に達するたびに、強い強気市場の前兆となってきた」と強調している。
ファン・デ・ポッペ氏はオランダを拠点とする暗号資産アナリストで、MN Capital及びMN Fundの創業者兼CIO。Xのフォロワーは81.9万人に達し、マクロ経済、バリュー投資、トレーディング、ビットコイン分析で知られている。
ビットコイン価格
BTCは現在約67,800ドル付近で推移しており、シャープレシオの水準が示す通り、投資家にとって長期的な蓄積機会となる可能性がある。
関連:フィンテック専門家、ビットコイン9,000万円予測──暗号資産市場3,100兆円へ
関連:クジラが仕掛ける?ビットコイン82億ドル流入──14カ月ぶり高水準




