世界最大の暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは24日、分散型取引所「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」のネイティブトークンHYPE
HYPEを現物市場に上場し、日本時間20時に取引を始めた。値動きやリスクが大きい可能性のある銘柄に付ける「シードタグ」を付与している。HYPEはすでにバイナンスの先物市場で、最大75倍のレバレッジで取引されている。
取引には90日ごとのクイズが必要
バイナンスの告知によると、取引ペアはHYPE/USDT、HYPE/USDC、トルコリラ建てのHYPE/TRYの3つ。上場手数料は0 BNBだった。
| 告知 | 24日16時30分 |
| 入金開始 | 24日19時 |
| 取引開始 | 24日20時 |
| 出金開始(予定) | 25日20時 |
シードタグは、革新的だが他の上場銘柄より値動きやリスクが大きい可能性があるプロジェクトに付けられる。HYPEを売買するには、90日ごとに現物・信用取引の画面でリスクを確認するクイズに合格し、利用規約に同意する必要がある。
取引画面には、リスク警告のバナーも表示される。
米国とその領土、カナダ、オランダ、キューバ、イラン、北朝鮮、シリア、クリミアなどの居住者は、今回の取引ペアを利用できない。
コインマーケットキャップによると、HYPEの価格は24日23時44分時点で92.76ドル(約1万4,680円)と、24時間で1.76%下落した。時価総額は233億ドル(約3兆6,875億円)で10位につけている。
建玉2位のアスターにはCZ氏が助言
ハイパーリキッドは無期限先物DEXの最大手である。データサイト「ディファイラマ」によると、24日13時53分時点の建玉は90.6億ドル(約1兆4,338億円)で、2位のAster(アスター)の14.11億ドル(約2,233億円)の約6.4倍にあたる。
アスターは、前身の一つであるアスセラスに、バイナンスの投資部門バイナンスラボを改称したYZi Labs(ワイジーアイラボ)が2024年11月に出資したDEXだ。その後、APXファイナンスとの統合を経て現在の名称になった。
バイナンス創業者のチャンポン・ジャオ(通称CZ)氏は2025年9月28日、自身のXで、アスターのチームに元バイナンス社員が複数いることと、YZi Labsが少数株主として出資していることを認めた。
自らの立場については「チームの一員ではなく、アドバイザーにすぎない」と投稿した。同氏はあわせて、アスターはバイナンスと競合するものの、最終的にはBNBの利益になるとの考えも示している。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=158.26円)


