Arkham、FTXハッカーに懸賞金約600万円をかける

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目次

ありそうでなかった指名手配プラットフォーム

ブロックチェーン分析企業「Arkham Intelligence」は3日、自社のブロックチェーンデータ売買プラットフォーム「Arkham Intel Exchange」を通じて、2022年11月に起きたFTXへのハッキングの犯人について、10万ARKM(記事執筆時点で約600万円)の懸賞金をかけたと発表した。〆切は8月17日だ。

2022年11月11日、元大手暗号資産(仮想通貨)取引所「FTX」が破産を申請した日、同社が保有するウォレットから約3.4億ドル(約480億円)相当の仮想通貨が盗まれた。Arkhamによると、これは2022年で2番目に大きなエクスプロイトであった。

FTXの現CEOであるジョン・レイ・3世は、当時、ライン・ミラー総評議会のツイッターアカウントを通じて、「FTXがハッキングされました。すべての資金がなくなったようです。」とツイートし、FTXが「不正取引」で資金を失ったことを認めた。ただし、その後このツイートは削除されている。

この懸賞金を獲得するためには、ユーザーはハッキングの背後にいる人物または団体を特定するだけでなく、それを証明できる十分なコンテキスト、研究および公開情報、完全に引用された情報源を提供する必要がある。

Arkhamプラットフォームでは、FTXハッカーの詳細なダッシュボードが作成されているので、興味のある人は見てみてはいかがでしょうか。

FTX Exploiter 詳細ページ
出典:Arkham

Arkham intelligenceとは、ブロックチェーン分析プラットフォームと、ブロックチェーンデータを売買する市場「intel exchange」がセットになったプロダクトだ。独自の人工知能エンジン「ULTRA」によって質の高いブロックチェーンデータを提供しており、ユーザーはそこで見つけたエッジを「intel exchange」を通じて売買できる。

このプロジェクトは2回のエクイティファイナンスで1000万ドルを調達しており、最新のエクイティラウンドの評価額は1.5億ドルだ。投資家には、ティム・ドレイパー、Bedrock Capital、Wintermute Trading、GSR Markets、PalantirとOpenAIの共同設立者などがいる。

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参考

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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