- 分散型のDEX「ApeX Protocol(ApeX Pro)」でステーキング機能がローンチ
- ApeX Proでステーキングする方法から、報酬を受け取る方法まで徹底解説
- ApeX Proのステーキング報酬はUSDC
ApeX Protocolが正式名称ですが、一般的には「ApeX Pro」の略称で知られていることが多いため、本記事ではApeX Protocolを「ApeX Pro」と表記しています。
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Apex Proにステーキング機能が登場

名称 | ApeX Protocol (エイペックス プロトコル) |
対応ウォレット | メタマスクやTrust Walletを始めとした9種類 |
利回り | 27.31% ※記事執筆時点 |
公式サイト | ApeX Pro |
公式Twitter | ApeX Protocol |
公式Discord | ApeX Community |
ApeX Proは、2021年12月にリリースされたDEX(分散型取引所)です。DEXでは珍しくデリバティブ取引に特化しており、一般的な取引所と違って中央に管理者がいないので、少ない手数料で取引が可能です。
2022年12月にはBybitとApeX Proが提携することを発表しており、今注目のDEXと言えるでしょう。正式名称はApeX Protocolですが、「ApeX Pro」と略称で呼ばれることが一般的です。
この記事では、以降ApeX Proと読んで解説していきます。
そんなデリバティブ取引に特化したApeX Proですが、2023年の1月にステーキング機能が実装され話題になっています。この記事では、ApeX Proのステーキング機能の特徴・ステーキングのやり方について詳しく解説しています。魅力的な特徴を持ったDEXなので、是非最後まで読み込んでチェックしておいてください。
関連:ApeX Protocol(APEX)の評判は?特徴や将来性・使い方を解説!
関連:ApeX Protocolの使い方を徹底解説!【スマホアプリ版】
ApeX Proのステーキング機能の特徴
ApeX Proの概要についてざっくり理解したところで、Apex Proステーキング機能について詳しくみていきましょう。
ApeX Proステーキング機能の主な特徴は、以下の4つです。
- APEXコインを運用
- ステーキング報酬がUSDC
- ApeX Proを多く利用した人程報酬量が増える
- ステーブルコインを高利回りで増やしていける
それぞれ解説していきます。
APEXコインを運用

Apex Proステーキング機能の主な特徴1つ目は「APEXコインを運用」です。APEXコインは、ApeX Proが発行するガバナンストークンのこと。多くのDEXでは、アルトコインなどを預けてガバナンストークンを報酬として受け取りますが、Apex Proは違います。
ApeX Proの場合は、現状預けられる銘柄はAPEXコインとesAPEXコインの2つだけです。「ステーブルコインを預けて低いリスクで運用したい」という方にとっては、少しデメリットに感じるかもしれません。しかし、今後預けられる銘柄が増えることも考えられるので、最新情報をチェックしておきましょう。
esAPEXコインとは
esAPEXとは、ApeX Proの最初のDEXである「ApeX eAMM」にステーキングした時に貰えるトークンのこと。今回解説しているステーキングサービスが最新の機能で、ApeX eAMMは以前の機能です。esAPEXは、イベントの報酬としても配布されており、APEXトークンと1対1の割合で交換できる特徴を持っています。
また、「仮想通貨「APEX」とは?」の記事で仮想通貨APEXについて詳しく解説しているので、合わせてどうぞ。
ステーキング報酬がUSDC

ApeX Proステーキング機能の主な特徴2つ目は「ステーキング報酬がUSDC」です。DEXのステーキング報酬は、基本的に「DEX毎のガバナンストークン」が配られることが一般的です。
しかし、ApeX Proの場合は、USドルに連動したステーブルコイン「USDC」が報酬として配られます。ガバナンストークンが報酬として配られた場合は、トークン価格が下落してそこまでの利益にならない可能性があります。対してApeX Proなら、ステーブルコインであるUSDCが報酬としてもらえるので、着実に資産を増やしていけます。また、USDCは「ステーブルコインの中でも1番安全性が高い」と言われているので、その点も評価できるでしょう。
Apex Proを多く利用した人程報酬量が増える

ApeX Proステーキング機能の主な特徴3つ目は「Apex Proを多く利用した人程報酬量が増える」です。ApeX Proのステーキング機能は、以下の3項目を評価の対象とし、その評価が高い人程もらえる報酬量が多くなる仕組みです。
- ステーキング量
- ステーキング期間
- Trade-to-Earnスコア
Trade-to-Earnスコアというのは、ApeX Proがローンチ後に開催したイベント「Trade-to-Earn」での成績のことです。全部で52週間にわたって開催され、1週間毎に「どれだけApeX Proでトレードしたか」が計測されます。
また、Trade-to-Earnのイベントはステーキング報酬が増えるだけではなく、取引量に応じてBANAトークンが付与されるので、普段デリバティブ取引を行う方はなるべくApeX Proで行った方がいいでしょう。
Trade to Earnイベントに関する詳しい情報は、「ApeX Protocol(APEX)の評判は?」の記事中で解説しているので、気になる方は合わせてどうぞ。
ステーブルコインを高利回りで増やしていける

ApeX Proステーキング機能の主な特徴4つ目は「ステーブルコインを高利回りで増やしていける」です。
記事執筆時点(2023/3/4)で、ApeX Proのステーキング報酬は年利約27%です。仮想通貨版の米ドルを年間27%で増やしていけるのは魅力的です。

それに加えて、この年利はステーキング量やT2Eスコアが低い状態での利率です。その為「トレードはあまり得意じゃない」という方でも、初回から高い年利で運用できますし、トレードを頻繁に行う方ならより高い報酬がもらえるようになります。
また、もらえるトークンが価格変動の少ないUSDCなので、「報酬でもらった通貨の価値がなくなる」という可能性はかなり低いでしょう。とはいえ、APEXは価格変動が大きいので、仮に年利27%でUSDCを受け取れたとしても、APEXの価格が下がればトータル収益がマイナスになることも考えられます。
その為、しっかりAPEXの価格をチェックしておくようにしましょう。その点、既存のDEXでは2種類の通貨をペアで預けることが主流ですが、Apex Proの場合預ける通貨は1種類です。価格動向のチェックについてはAPEXのみを追えばいいので、他のDEXに比べて「リスク管理の負担が少なく済む」と言えるでしょう。
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ApeX Proでステーキングする為に必要な前準備
ApeX Proでステーキングを始めるためには、以下の5つの準備が必要です。
- MetaMaskのインストール
- ApeX ProとMetaMaskを接続
- Bybitの口座開設
- BybitでAPEXトークンを購入
- BybitからメタマスクにAPEXを送金
それぞれ解説していきます。
まずは、ApeX Proを利用するために必要になるウォレットを用意しましょう。ウォレットは最もメジャーに利用されている「MetaMask」を準備しておくのがおすすめです。MetaMaskは無料で利用でき、Apex Proを含めた多くのDEXに対応しているので、持っておいて損はありませんよ。
MetaMaskのインストール方法は、「MetaMask(メタマスク)の使い方」、「MetaMask(メタマスク)をスマホで使うには?」の記事を参考に進めてください。
MetaMaskを用意できたら、次にApeX Proと接続を進めていきましょう。
まず、下記からApex Proの公式サイトにアクセスしてください。
アクセスすると下記の様な画面が表示されるので、Connect Walletをクリックします。

次に、接続するウォレットの選択画面が表示されるので、Ethereum→MetaMaskの順にクリック。

すると、MetaMaskが起動するので、次へをクリックしてください。

続いて、接続をクリック。

ここまで進めれば、ウォレットの接続完了です。接続が終わったら、Recover Keysをクリックしましょう。

クリックすると下記のポップアップが表示されるので、I Agreeをクリックします。

次に、Send Requestsをクリック。

すると、MetaMaskが起動するので、署名をクリックしてください。

署名をすると、Apex Proのアカウント登録画面が表示されるので「ユーザーネーム」「メールアドレス」の2つを入力します。下の欄にあるチェックボックスは、ニュースメールの配信などを希望するかどうかの項目です。その為、こちらについてはご自身で自由に決めてい頂いてOKです。

入力が終わったら、Confirmをクリックしましょう。

ここまで終われば、設定完了です。
MetaMaskの用意が終わったら、Bybitの口座開設を進めていきましょう。Bybitなら、ApeX Proでステーキングをするために必要になるAPEXトークンを購入できます。
また、BybitはApex Proとの提携を発表しているので、Apex Proを利用するにあたって別の海外取引所よりも使い勝手が良いでしょう。以下から、Bybitの公式サイトにアクセスできるので、口座開設を進めてください。
Bybitの口座開設の手順は、「Bybit(バイビット)の登録方法」記事で解説しています。
Bybitの口座を用意できたら、次にBybitでAPEXトークンを購入していきます。Bybitにまだ入金をしていない方は、国内取引所から送金しておいてください。
送金手順は、「コインチェックからBybit(バイビット)へ送金する方法」の記事で詳しく解説しています。
国内取引所の口座をまだ持っていない方は、コインチェックかGMOコインがオススメです。
Bybitに入金が完了したら、APEXトークンを購入していきます。Bybitで仮想通貨を購入する手順は、「Bybit(バイビット)現物取引のやり方」の記事を参考に進めてください。取引ペアは「APEX/USDT」を選択すれば、APEXトークンを購入できます。
また、ステーキングを行う際にガス代のETHが少し必要になります。少額でいいので合わせてETHも購入して送金しておきましょう。
最後に、Apex Proに接続するメタマスクにAPEXトークンを送金します。
まず、メタマスクを開いて送金アドレスをコピーしてください。この時に、ネットワークを「イーサリアムメインネット」にしてあることを確認しましょう。アドレスをコピーしたら、Bybitのアプリを開いて資産をタップします。

次に現物→出金の順に、タップ。

出金通貨の選択画面が表示されるので、APEXを選択します。すると、下記右側の出金情報入力欄が表示されるので、それぞれの項目を入力していきましょう。入力内容は下記の通りです。
- アドレス:メタマスクの送金アドレス
- ネットワーク:ERC-20
- 金額:出金したいAPEXの金額

全ての項目の入力が終わったら「出金」→「チェックボックス」にチェック→「はい」の順に進めます。

続いて2段階認証を求められるので、認証コードを入力→はいの順にタップすれば送金手続き完了です。ネットワークが込み合っていなければ、約5~10分程で着金するはずです。

また、メタマスクにAPEXトークンをインポートしていないと、着金していたとしても反映されません。
まだインポートしていない場合は、メタマスクを開いて「トークンをインポート」→「カスタムトークン」の順にタップします。

すると、トークン情報の入力画面が表示されるので、以下2つの項目をコピペしてください。
- トークンアドレス:0x52A8845DF664D76C69d2EEa607CD793565aF42B8
- トークンシンボル:APEX
入力が終わったら、インポートをタップ。

すると、メタマスクのホーム画面にAPEXトークンが表示されます。

ここまで進めれば、ステーキングの準備完了です。
ApeX Proでステーキングする方法・やり方
準備ができたら、実際にApeX Proでステーキングを始めていきましょう。記事執筆時点(23/3/4)では、ステーキング機能が実装されているのはPC版のみです。その為、この記事ではPC版でステーキングする手順について解説していきます。
ApeX Proでステーキングする方法は、下記の2STEPです。
- APEXトークンの使用上限の設定
- ステーキング手続きの確認
それぞれ解説していきます。
まず、ApeX ProにアクセスしてStakingをクリックしてください。

ステーキング画面が表示されると思うので「預け入れる」をクリックします。

次に、預ける通貨の入力画面が表示されるので、ステーキング額を入力しましょう。

すると、メタマスクが起動するので、カスタム使用上限に先ほど入力したステーキング額を入力します。

入力が終わったら、次へをクリック。

「使用上限を確認してください」と表示されたら、承認をクリックしてください。

下記のチェックマークが表示されたら、×マークをクリックします。

まず、ApeX ProにアクセスしてStakingをクリックしてください。

再度メタマスクが起動するので、確認をクリックします。

下記の様に、2度目のチェックマークが表示されれば、ステーキング完了です。

特典欄の「APEXユーザーステーキング額」に預けた金額が表示されていれば、しっかりステーキングできたか確認できます。

ApeX Proでのステーキングを解除・報酬を受け取る方法
ApeX Proのステーキング方法について理解できたら、次はステーキングを解除する方法・報酬を受け取る方法を見ていきましょう。
ステーキングを解除する方法
ステーキングを解除する場合は、まずAPEXプールから「払い戻す」をクリックします。

すると、下記のポップアップが表示されるので、ステーキングを解除したい分のAPEXの量を入力→確認をクリックの順に進めれば、解除完了です。

ステーキング報酬を受け取る方法
ステーキング報酬が付与されると「特典」の欄に表示されます。報酬が付与されると、下記画像の「受け取る」がクリックできる様になるので、そのボタンをクリックすれば報酬を受け取れます。

また、報酬の受け取り時にガス代はかかりませんので、気軽に引き出すことが可能です。しかし、何回にも分けて報酬を受け取ってしまうと、確定申告の際に計算が大変になってしまいます。
急いで引き出したい場合を除いて、なるべく年末にまとめて受け取るようにすると確定申告の負担が減ります。
受け取った報酬については、ApeXのアカウントに直接振り込まれるので覚えておきましょう。
ApeX Proでのステーキングに関するよくある質問 Q&A
はい。いつでも好きなタイミングに出金可能です。
ステーキング報酬は毎週木曜日に付与されます。
1週間ペースで報酬が計算される仕様なので、「日曜日締め、木曜日払い」とイメージするとわかりやすいと思います。
ApeX Proに対応するブロックチェーンは、以下の4種類です。
- イーサリアム
- バイナンススマートチェーン
- ポリゴン
- アービトラム
まとめ
「ApeX Proでステーキングする方法」について解説しました。初めてステーキングを行う方からすると、少し操作が複雑に感じてしまうかもしれませんが、一度覚えてしまえば慣れるはずです。
また、価格の安定するステーブルコインが報酬としてもらえるDEXは少ないので、ぜひApeX Proでステーキングを始めてみましょう。ただ、預けるAPEXトークンは急に価格変動を起こす可能性があります。その為、しっかり価格を把握しておくようにしてください。
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