日本の知財を求めて上陸か
三井物産は19日、web3事業を展開する大手企業Animoca Brands(アニモカブランズ )との資本業務提携および戦略的パートナーシップに関する覚書を締結したと発表した。
三井物産は五大商社の一つで、金属資源事業に強く、資源高とドル高の追い風で、2023年3月期決算は過去最高益を更新。総合商社初となる純利益1兆円の大台を突破した。
ブロックチェーン分野にも進出しており、子会社の三井物産デジタルコモディティーズは、概ね金価格に連動する「ジパングコイン」を発行している。ジパングコインは、インフレヘッジ機能など金(ゴールド)ならではの特性と、デジタル化による利便性と小口化を両立させた暗号資産(仮想通貨)だ。bitFlyer Blockchainが開発するプライベートブロックチェーン「miyabi」上に構築されている。
アニモカブランズ(香港)は、web3のプロトコルやインフラなどの基盤技術からブロックチェーンゲームなどweb3を活用したサービス提供企業、メタバース領域まで幅広く450社以上に投資を実行し独自のエコシステムを構築する世界有数のweb3企業だ。
同社のポートフォリオには、THE SandboxやAxie Infinity、Openseaなどのほか、Disney、MotoGP、Formula Eなどの人気のIP(知的財産)を活用したプロダクトなどがある。
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2021年10月には、日本に戦略的子会社として「Animoca Brands 株式会社(Animoca Brands KK)」を設立した。
同社は、2022年1月に、シードラウンドで約11億円の資金調達を完了し、1号ファンドを設立。このファンドには、週刊少年マガジンなどで知られる講談社をはじめ、西日本鉄道、三井住友信託銀行などが参加した。2022年8月には、三菱UFJ銀行と親会社のアニモカブランズから61.5億円の資金調達を行い、企業評価額は5億ドル(約683億円)となった。