イーサリアムL2「zkLink」、第1回助成金プログラムの結果を発表

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目次

エコシステム活性化のため、受賞者に最大5万ドルが支給される

イーサリアムのレイヤー2「zkLink」は24日、エコシステム助成金プログラムのフェーズ1の受賞者を発表した。それぞれに最大5万ドル(約766万円)相当のZKLが支給される。助成金プログラムは、そのチェーンの未来を担うプロジェクトが慎重に選ばれた結果であるため、頭に入れておきたい。

関連:セカンドレイヤー/レイヤー2とは

エコシステム助成金の第一フェーズが完了しました。
厳正な審査の結果、助成金を獲得した16のプロジェクトをご紹介します。 🧵👇

本助成金プログラムは、zkLinkが開発を進める業界初の集約型レイヤー3ロールアップネットワークである「zkLink Nova」の活性化のために行われた。

zkLink Novaは、イーサリアムとイーサリアムのレイヤー2ロールアップ(L2)上に構築された、業界初のレイヤー3zkEVMロールアップネットワークを集約したものだ。イーサリアムと同等のセキュリティを維持しつつ、極めて低い取引手数料、高いスケーラビリティを実現している。また、各レイヤー2に散らばる流動性を集約しているので、深い流動性が利用できる。

zklink nova の立ち位置
出典:zkLink公式サイト

2024年3月11日から7月20日まで応募を受け付けていたフェーズ1では、100件を超える申請があった。

フェーズ1の受賞者は、以下の16件だ。それぞれ名前をクリックすると公式Xにアクセスできるので、気になるプロジェクトがあれば確認してほしい。

  1. SolvProtocol:Web3流動性インフラ
  2. SnapshotLabs:オフチェーン投票プラットフォーム
  3. Novaswap:zkLink Nova上に構築されたマルチチェーンアセット集約型AMM DEX
  4. POKTnetwork:ユニバーサルRPCインフラレイヤー
  5. Redstone Oracles:DeFi用モジュール型オラクル
  6. Holdstation:先物取引用のスマートコントラクトウォレット
  7. LayerBank:ユニバーサルパーミッションレスオンチェーンバンク
  8. Izumi Finance:マルチチェーンDeFiプロトコル
  9. okutrade:DeFiトレーディングプラットフォーム
  10. AGX:zkLinkNova上に構築されたLST及びLRTを使ったネイティブマルチチェーンパーペチュアルDEX
  11. Sturdy Finance:流動性を共有する分離型レンディング
  12. steer protocol:マルチチェーン・コンピューティング・プロトコル
  13. Allspark Finance:デリバティブdexのネイティブ利回りを持つOmnichain流動性プロトコル
  14. Protofire:長期的な TVL と利用拡大を促進するブロックチェーンソリューション
  15. SphereX:Web3アプリ向けオンチェーンセキュリティソリューション
  16. chainnodes:Web3開発者向けの低レイテンシブロックチェーンノード

助成金プログラムのフェーズ2は2024年7月24日から既に始まっており、締切は9月30日だ。

関連:フランクリン・テンプルトン、ビットコインL2「Bitlayer」に投資

参考文献

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この記事を書いた人

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