リップル社CEO、 XRPのETF化は「避けられない」と発言

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目次

次のETF承認候補としてXRPに注目度が高まる

リップル社CEOのブラッド・ガーリングハウス氏は24日、自社が発行する暗号資産(仮想通貨)「XRP(リップル)」のETF(上場投資信託)化は「避けられない」とBloombergのインタビューで述べた。

仮想通貨ETFは2024年に投資家の間で急速に注目を集めている。年初にはビットコインETFが米国で初めて承認され、その3ヶ月後にはビットコインの価格が過去最高値となる73,000ドルを記録。その後も、イーサリアムETFが米国で、ソラナETFがブラジルで承認されるなど、世界各国で仮想通貨ETFの導入が進んでいる。

ガーリングハウス氏は仮想通貨ETFの急成長を認め、特に米国の投資家の仮想通貨へのアクセスと需要の増加を強調した。ビットコインETFが成功したことを例に、SEC(米国証券取引委員会)が「抵抗しながらも引きずり込まれた」と指摘し、その結果、わずか数ヶ月で170億ドル以上の資金がビットコインETFに流入し、史上最速で成長するETFとなったと述べた。

このような背景の中で、ガーリングハウス氏は次のETF候補としてXRPを挙げている。ビットコインやイーサリアムに次ぐ市場規模と高い時価総額が、次世代の投資商品としての魅力を強めている点が理由にあるという。さらに、SECとの法廷闘争が解決に向かえば、XRPが投資商品やETFとして承認されることは時間の問題とも捉えているようだ。

ガーリングハウス氏の考え方を裏付けるように、9月にはGrayscale(グレースケール)が初のXRP投資信託設立を発表。さらに10月2日にはBitwise(ビットワイズ)がSECへXRPのETF申請を行い、XRPのETF化へのステップが着実に進んでいる。今後のガーリングハウス氏の発言や市場動向から目が離せない。

関連:グレースケールが初のXRP投資信託設立を発表、ETF承認への布石か

情報ソース:Watcher.guru / BloombergTV公式X

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この記事を書いた人

仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。

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