分散型取引所(DEX)「Lighter(ライター)」は2日、テレグラム公式ウォレットとの提携を通じ、同ウォレット内でパーペチュアル取引機能の提供を開始したことを発表した。
インストール・口座開設不要、最低取引額はわずか1ドルの設定
追加されたパーペチュアル取引では暗号資産(仮想通貨)に加え、株式・メタル・石油など50以上の資産クラスに対応。最大50倍のレバレッジを活用した取引が可能で、最低取引額はわずか1ドル設定となっている。
取引へのアクセスは「ウォレットを開く→取引→パーペチュアル」の3ステップで完結する。専用アプリのインストールや外部取引所での口座開設が不要なため、テレグラムユーザーであれば誰でもすぐに始められる手軽さも特徴だ。
取引画面では、損益(PnL)・マージン・強制清算価格がリアルタイムで表示され、ポジションの状況を常に把握しながら売買を進められる。加えて、テイクプロフィット・ストップロス機能も搭載されており、数回のタップで手軽なポジション管理が可能となっている。
外部開発者向けプログラムも展開、ライターの取引インフラを自社サービスに統合可能
一方、ライターは今回の機能提供に加え、外部開発者向けのパートナーアトリビューションプログラムの展開もアピールしている。
このプログラムは先月10日に発表されたもので、サードパーティの開発者がライターの取引インフラを自社サービスに組み込み、独自のインターフェースとして提供できる仕組みを提供するものだ。
開発者はスポット・パーペチュアル両市場の取引手数料をライターの定めるグローバル上限(パーペチュアル市場:最大10bps、スポット市場:最大1%)の範囲内で独自設定可能。手数料の適用にはユーザー側の署名による承認が必要となるが、ユーザーはその承認をいつでも取り消せる仕組みになっている。
今回のテレグラムウォレットとの提携は、DeFiの取引インフラが日常的なコミュニケーションツールと融合する流れを加速させる動きといえる。パートナーアトリビューションプログラムを通じた開発者エコシステムの拡充とあわせて、今後の展開が注目されそうだ。
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