イラン石油・ガス・石油化学製品輸出者組合のハミド・ホセイニ氏は8日、2週間の停戦期間中にホルムズ海峡を通過する石油タンカーに対し、暗号資産で通行料を支払うよう求める方針をファイナンシャル・タイムズに明らかにした。通行料は原油1バレルあたり1ドルで、ホセイニ氏はビットコインでの決済にも言及している。
ホセイニ氏、ビットコインで「数秒で支払いを」
ホセイニ氏は、決済手段としてビットコイン
BTCに言及し、査定完了後に船舶には数秒で支払うよう求めると説明した。この方法ついて同氏は、制裁によって追跡や没収の対象にならないようにするためだと述べている。
通行料は原油1バレルあたり1ドルで、空のタンカーは無料で通過できるとしており、タンカー側はまず積み荷情報を当局にメールで申告し、その後イラン側が船舶と積み荷を査定する。通行料の徴収について同氏は、停戦期間中に武器の移送がないか監視する目的もあると説明した。
業界関係者によると、現在300〜400隻が安全に通航できる状況になるまで待機しており、トランプ大統領はホルムズ海峡の「完全、即時、安全な開放」を要求した。海運大手マースクは条件の明確化に「緊急で取り組んでいる」と表明する一方、安全に通航できる見通しは立っていないとして、慎重な姿勢を示した。
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