Solaxyの最新アップデートで2800万ドル調達成功、ソラナチェーンさらに進化へ

JinaCoin編集部
23 Min Read

ソラナチェーン初のレイヤー2プロジェクトであるSolaxy($SOLX、ソラクシー)が、現在実施中のプレセールにおいて2,800万ドルもの資金調達に成功しました。

これを記念する形で、Solaxyは大規模な技術アップデートを公開しました。

処理速度の向上やデータスループットの拡張、ロールアップの最適化といった技術的な進化が発表され、ソラナチェーンにさらなる効率性をもたらす準備が着々と進んでいます。

今月2回目のSolaxyアップデートでソラナにさらなる高速化を

Solaxyは今回の2,800万ドルの調達達成を受け、ソラナチェーンのメインネット上に初めて構築されるレイヤー2として、複数の技術的なアップデートを発表しました。

最近のX(旧Twitter)の投稿によると、Sovereign SDK由来の新しいシーケンサーの実装に成功しました。トランザクション確定までの時間を大幅に短縮し、仮想通貨をトレードや送金するユーザーにとっては待ち時間のストレスを削減するとしています。

もともとソラナチェーンは安いガス代でかつ素早い処理速度を強みとしており、特に処理速度には定評があります。

しかし今回のSolaxyのシーケンサー導入によって、ソラナチェーン本体の承認を待たなくても素早くトランザクションを仮確定できるようになり、利用者にとってストレスフリーになるだけでなく、ソラナチェーンのスケーラビリティの面でもメリットが期待されます。

さらに、ロールアップのパフォーマンス向上とブリッジUIの改善も大きなポイントです。

キャッシュの最適化やデータのオーバーヘッド削減により、処理速度をさらに引き上げました。

また、クロスチェーン・ブリッジのパートナーであるHyperlaneとの連携を強化し、安全性と安定性を高めています。これによってテストネット段階であっても、より信頼性の高い他チェーンとのアセット移動が可能となりました。

Solaxyは3月だけで2度の重要アップデートを発表しており、ウォレット対応強化やトークン・ローンチパッド統合なども進めています。

短期間でここまで集中的に開発が進む点から、チームの積極的な姿勢がうかがえます。

ソラナチェーンにレイヤー2が必要な理由

ソラナ共同創業者のAnatoly Yakovenko氏はかねてより「優れたレイヤー1チェーンであれば、追加のレイヤー2は必要ない」という主張を続けてきました。

実際にソラナチェーンは、実行・コンセンサス・データのすべてを一括で処理するモノリシックアーキテクチャを採用し、高速かつ低コストを実現しています。

しかし、この設計は負荷が急増した際にネットワークが混雑してしまう弱点も露呈してきました。

トランザクション量が急激に増えた際には処理能力を超える可能性があり、その際は利便性が大幅に低下するリスクも否定できません。実際にトランプ大統領がかつて発行したトランプコインがローンチした際は、ソラナチェーンは処理速度が大幅に低下したり、取引が失敗するといった問題が多数発生しました。

そこで注目されるのが、Solaxyが取り組んでいるレイヤー2を用いてメインチェーンの混雑を緩和するアプローチです。

Solaxyはオフチェーン側でトランザクションを集中的に処理し、最終的にソラナチェーン本体に定着させます。

この仕組みによってソラナチェーンそのものへの負荷が軽減されるため、メインネットの安定性向上とさらなる高速化を両立できる可能性があります。

Solaxyがもたらすソラナチェーンの新たな展望とは

ソラナチェーンは既にさまざまなプロジェクトで利用されており、特にゲームとDeFi領域で多く利用されています。

Solaxyによる取引処理速度のさらなる向上は、Web3ゲームにおける高速な仮想通貨取引や、DeFiの安定性確保に大きく貢献すると考えられています。

さらにSolaxyはイーサリアムチェーンとソラナチェーンのエコシステムをつなぐブリッジ機能、いわば架け橋にもなり得ると期待されています。

現在のSolaxyのネイティブトークンの$SOLXはERC-20トークンとして展開されていますが、近い将来はソラナ上のトークンとしても利用可能になる見込みです。

つまり、Solaxyのブリッジ機能が本格的に始動すれば、イーサリアムチェーンとソラナチェーンの双方にまたがる巨大な流動性を取り込めるポテンシャルがあるということです。

実際、仮想通貨の教育プラットフォーム99Bitcoinsなどのメディアや仮想通貨インフルエンサーがSolaxyのポテンシャルを高く評価しており、「$SOLXが10倍に成長するポテンシャルを秘めている」という見方がしばしば取り上げられています。

ソラナチェーンのネイティブトークンであるSolana(SOL、ソラナ)は、最安値から現在までに約275倍もの上昇を遂げたことを踏まえると、ソラナと強く結びつくレイヤー2トークンとしての$SOLXにも、同様の成長を期待する投資家は少なくありません。

$SOLXトークンの購入方法

前述したようにSolaxyの開発がめざましく進展していることや、資金調達額が2,800万ドルを超えたことから、プロジェクトの本格始動に向けた期待感は日に日に高まっています。

$SOLXトークンを購入するには、Best WalletもしくはSolaxy公式サイトから購入が可能です。公式サイトでの購入方法は以下の通りです。

<公式サイトでの購入方法>

  1. 仮想通貨のウォレット(MetaMaskなど)を用意する
  2. 購入に必要な仮想通貨(ETH・USDT・SOL)を入金する
  3. 公式サイト(購入画面)にウォレットを接続する
  4. $SOLXトークンを購入する
  5. $SOLXトークンを請求・受け取る

ウォレットに入金する仮想通貨は、$SOLXトークンに対応しているETH・USDT・SOLである必要があります。

また、Best Walletで$SOLXトークンを購入する場合は、以下の手順を参考にしてみてください。

<Best Walletでの購入方法>

  1. Best Walletアプリをダウンロードする
  2. 購入に必要な仮想通貨(ETH・USDT・BNB)を入金する
  3. Best Walletアプリ内で「Upcoming Tokens」を開く
  4. 「Upcoming Tokens」でSolaxyを見つける
  5. $SOLXトークンを購入する

プレセールで購入手続きをした$SOLXトークンは、プレセール終了後に請求可能となるため、すぐにウォレットへは入金されないので注意してください。

請求日に関しては、プレセール終了が近づくとチームから発表がある予定です。

詳細は、SolaxyのXもしくはTelegramチャンネルをチェックしましょう。

請求日に、購入に使ったウォレットおよび仮想通貨を用意して、$SOLXトークンを請求・ウォレットでの受け取りを行います。

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JinaCoin編集部です。JinaCoinは、株式会社jaybeが運営する仮想通貨情報専門メディアです。 正確性・信頼性・独立性を担保するため編集ガイドラインに沿って、コンテンツ制作を行なっています。 一般社団法人 ブロックチェーン推進協会所属
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