「これが最後ではない」ランブルCEO、継続購入に意欲
動画共有プラットフォーム「Rumble(ランブル)」の創業者兼CEO(最高経営責任者)のクリス・パブロフスキー氏は20日、同社で初となるビットコインの購入を行ったことを公式Xで発表した。
パブロフスキー氏は以前より、ランブルにおける財務戦略の一環としてビットコインへの投資を構想していた。同氏は2024年11月20日、「ランブルはビットコインをバランスシートに加えるべきか?」と公式Xでアンケートを実施。このアンケートには約4万票が集まり、93.9%が「YES」と回答している。
アンケート結果も踏まえた上でランブルは11月25日、最大2,000万ドル規模のビットコイン購入を含む投資計画を正式に発表。同社の余剰資金をビットコインに充当することで、暗号資産(仮想通貨)分野への積極的な進出を目指す方針を示した。この発表は、仮想通貨業界や投資家から大きな注目を集めた。
今回のパブロフスキー氏の投稿によると、ビットコイン購入は金曜日(17日)に行われたという。具体的な投資額にについては言及されていないが、同氏は「これが最後ではないでしょう」とも述べ、継続的なビットコイン購入の意向を強調した。
また、今回の投稿には、ビットコイン投資で業界をリードする「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」の共同創業者マイケル・セイラー氏も反応。さらに、2024年11月の投稿に対してもセイラー氏は「必要であれば手伝います」と協力の意向を示しており(下記)、ランブルのビットコイン投資に大きな期待を寄せていた。
ランブルによるビットコイン投資は単なる資産運用に留まらず、同社のブランドイメージ向上や成長戦略において新たな可能性を切り開く一歩となるだろう。この取り組みによる他企業への波及効果はもちろん、仮想通貨市場におけるランブルの影響力拡大などに期待したい。
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