ロナウジーニョ氏、公式トークン「STAR10」発表|社会貢献活動を支援

ヤマダケイスケ
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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

手数料の5%を社会貢献活動に活用、限定特典も提供

元ブラジル代表のサッカー選手であるロナウジーニョ氏は3日、自身の公式トークン「STAR10」のローンチを発表した。このトークンはBNB Chain(BNBチェーン)上で発行されており、同チェーン上に展開するDEX(分散型取引所)「PancakeSwap(パンケーキスワップ)」を通じた購入が可能となっている。

https://twitter.com/10Ronaldinho/status/1896323945697018323

ロナウジーニョ氏は2月28日、Xにて自身の名前を使った偽のミームコインに関する注意喚起を行い、この時点では公式トークンを発行していないことを強調していた。しかし、「今後暗号資産(仮想通貨)業界に向けて大きなニュースを発表する」と付け加えていたことから、業界内では公式トークンローンチへの期待感が高まっていた。

今回ローンチされたSTAR10は、仮想通貨を活用した社会貢献プロジェクトの中核を担っている。公式サイトによれば、プロジェクト手数料の5%がコミュニティが選定した社会貢献活動へ寄付される仕組みだ。これにより、トークンホルダーは間接的に社会貢献に参加できる。

また、STAR10はトークン保有者に特典を用意している。独占的な競技大会やコミュニティチャレンジへの参加権、サイン入りグッズの獲得機会に加え、ロナウジーニョ氏のプライベートイベントに参加できるVIP体験なども提供される。さらに、プロジェクトが今後展開する新たな商品やデジタル資産への先行アクセスも可能とのことだ。

STAR10の総供給量は10億枚に設定されており、以下のようなトークン配分が発表されている。

  • 25%:流動性
  • 20%:パブリックディストリビューション
  • 20%:ロナウジーニョ
  • 15%:マーケティング
  • 15%:開発チーム
  • 5%:CEX(中央集権型取引所)

なお、ロナウジーニョ氏本人と開発チームに配分されるSTAR10は、トークン生成イベント後6ヶ月間ロックされた後、36ヶ月かけて段階的に解除される。

STAR10の今後のロードマップとは?

STAR10は公式サイト上で明確なロードマップを公開しており、今後段階的な展開を進めていく予定だ。フェーズ1では、STAR10の成長や機能拡張にスポットが当てられている。具体的には、流動性プールの構築やトークンバーン、ステーキング機能の実装が進められるという。また、エアドロップやコミュニティチャレンジ、競争型ゲームが開催され、ホルダーが報酬を獲得できる機会が提供される。

またフェーズ2では、サッカーのリアルタイム試合データ、ゲーム予測・分析を提供するAIエージェント「Magician AI Agent」が導入される。さらに、プロジェクトチャレンジの参加と報酬獲得に対応した分散型アプリ「R10 Dapps」、ロナウジーニョ氏関連のアイテムを購入できるマーケットプレイス「R10 Hub」などの提供が予定されている。

その後は、グローバルなパートナーシップの促進や限定グッズ・アパレルのリリースを予定。市場におけるSTAR10の価値をさらに高めていく方針だ。既存のサッカーファンだけでなく、社会貢献に熱心な仮想通貨ユーザーからも、STAR10の今後の展開や成長に対して期待が寄せられている。

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仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。
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