目次
PENTA(ペンタ)とは?
PENTA(ペンタ)とは音楽を聴いて仮想通貨を稼ぐ「Listen to Earn」ゲームです。
「〇〇 to Earn」とは、〇〇に当てはまる行動に稼ぐ要素を組み込んだNFTゲームの仕組みのことです。
2022年には「Move to Earn(歩いて稼ぐ)」のSTEPNを筆頭に、様々な「〇〇 to Earn」ゲームが登場しました。
これもう見たSTEPNの始め方完全ガイド|攻略法も仮想通貨歴6年が解説!
開発者は日本人ということもあり、正式リリース前から日本でも注目が集まっています。
そんなPENTAの概要をまとめると以下のとおりです。
PENTAの概要
- PENTAは音楽を聴いて仮想通貨を稼ぐ「Listen to Earn」ゲーム。
- NFTヘッドフォンを保有して音楽を聴くことで、ヘッドフォンのパラメーターや数に応じて独自トークンがもらえる。
- 日本発のブロックブロックチェーン「Astar Network(アスターネットワーク)」を採用している。
- 音楽を通して、Web3の世界でミュージシャンを保護する仕組みを提供することを目的にしている。
- 2022年5月にプロトタイプ版がリリースされ、2022年10月5日からはクローズドβ版がリリースされている。
今までの「〇〇 to Earn」ゲームでは「稼ぐ」が全面に出ていたため、ゲームバランスを維持できずにいくつものNFTゲームが流行っては廃れていきましたが、公式によるとPENTAは以下のように紹介されています。
PENTA is a Web3 Music Player that enhances your music life.
PENTAホワイトペーパー
日本語に訳すと、「あなたの音楽ライフを充実させるWeb3ミュージックプレイヤー」となり、稼ぐことを全面に出した投機的な側面を減らし、適切なコミュニティを育むことを目的としたゲームになっています。
また、音楽を提供するミュージシャンたちを保護する仕組みの構築も目的としており、ミュージシャンたちがお金を稼ぎながら作詞作曲、ミュージックビデオ制作、ライブパフォーマンスなどの活動をサポートしていく予定です。
つまり、わたしたちプレイユーザーは音楽を聴きながら仮想通貨を稼げるだけでなく、PENTAを通してミュージシャンたちをサポートできるようになります。
以上のことからも、これまでの投機的な「〇〇 to Earn」ゲームとは違った将来性の高さがうかがえますよね!
本記事執筆時点の2022年10月ではクローズドβ版テスト中の状況で、正式リリースに向けて着々と準備が進んでいます。
ぜひ本記事を読んで、期待が高まるPENTAについて理解を深めていきましょう。
PENTA(ペンタ)のシステムと特徴
ここからは、以下のPENTAのシステムや特徴についてさらに深掘りしていきます。
ひとつずつ詳細を確認していきましょう。
音楽を聴いて仮想通貨が稼げる
PENTAでは音楽を聴くだけで仮想通貨が稼げます。
ゲームと聞くとモンスターを戦わせたり、パズルをしたりといった操作をイメージするかもしれませんが、PENTAではそういった難しい操作は必要ありません。
普段から音楽アプリを使って、通勤や通学などの移動中に音楽を聴いている人は多いはずです。PENTAなら「音楽を聴く」という日常生活の一部に簡単に組み込めるため、無理なく仮想通貨を稼げるようになります。
Astar Networkを活用している
PENTAはAstar Network(アスターネットワーク)チェーンを活用したプロジェクトです。
Astar Networkとは2022年1月17日にメインネットをローンチしたばかりの日本発のブロックチェーンのことで、異なるチェーンを相互接続できる「ポルカドット」をより強化できるブロックチェーンとして、本格的に稼働を開始しました。
Astar Networkの開発には日本人が関わっていることから、日本発のブロックチェーンとして国内外から高い注目を集めています。
また、2022年5月にWeb3開発者向けのイベントとして開催された「Astar Network Hackathon」では、60以上のプロジェクトの中からPENTAが「Astar Network Award」を受賞しています。
Astar Networkから革新的なプロジェクトが数多く集まったなか、PENTAが優秀な賞に選ばれていることから、期待度の高さがわかりますね。
2種類の独自トークンが実装される
PENTAでは、以下2種類の独自トークンが実装されます。
PENTAの独自トークン
PENTA:
発行上限がないユーティリティトークン
SWT:
発行上限100億枚のガバナンストークン
「ユーティリティトークン」とはゲーム内アイテムの購入など、サービスの利用を前提としたトークンのことで、「ガバナンストークン」とはプロジェクト(DAO)の運営に関わる議決権をもったトークンのことです。
将来的に2種類の独自トークンは上場される予定です。上場後に獲得したトークンを売却すれば、実際に仮想通貨が稼げるようになります。
NFTヘッドフォンの購入が必要
PENTAでは初期費用として「NFTヘッドフォン」の購入が必要です。
NFTとは、オリジナルの価値を持つデジタル資産のことを言います。
これもう見た今話題の仮想通貨NFTとは?特徴と活用事例を初心者でも分かりやすく解説!
なお、NFTヘッドフォンの購入にはAstar Networkのトークン「ASTR(アスター)」が必要です。
また、NFTヘッドフォンには以下の5つのパラメーターがあります。
ヘッドフォンのパラメーター
レアリティ:
5つのレアリティがあり、レアリティが高いほど独自トークンを多く獲得できる。
レベル:
レベルを上げることで、新しいヘッドフォンをミントしてSWTを獲得できるなど、さまざまなユーティリティが得られる。
ジャンル:
そのヘッドフォンがどのような音楽を聴くのに適しているかを示す。ヘッドフォンで獲得できるトークンの数は、ヘッドフォンのジャンルが聴いている音楽と一致する場合に最大化される。
ポテンシャル:
ヘッドフォンを改造する際に重要なパラメーター。ポテンシャルが高いとヘッドフォンを改造した際にすぐにレアリティが上がる可能性がある。逆にポテンシャルが低いとレアリティが下がる可能性もある。
ラック:
音楽を再生したときに発生するイベントに関連するパラメーター。ラックが高いとさまざまな追加報酬を受け取る可能性を高める。
5つのパラメーターによってPENTAで獲得できる独自トークンの量が変わるため、今後PENTAをプレイする際には重要な指標となるでしょう。
音楽アプリと連携が必要
PENTAを利用するには、音楽アプリとの連携が必須です。
2022年5月に期間限定で一部リリースされたプロトタイプ版では「Spotify」との連携が必要でしたが、本記事執筆時点のホワイトペーパーには「Apple Music」または「Google Play Music」と連携して利用するとの記載があります。
そのため、正式版リリース時には「Apple Music」または「Google Play Music」とPENTAアプリを連携して、音楽を聴く可能性が高いです。
PENTA(ペンタ)の今後の展開は?ロードマップから解説
ここからは、PENTAが公開しているロードマップから、予定されている今後の展開について解説していきます。
PENTAではホワイトリスト内で2030年までのロードマップが開示されており、最終的な目標は「サウンドDAO」を構築することとしています。
DAOとは、銀行のように中央管理者が存在せず、ブロックチェーン上で参加者たちによって管理・運営される組織のことです。
ロードマップから、今後は以下のことが予定されています。
PENTAロードマップ
2022年
- Webβ版ローンチ
- モバイルβ版ローンチ
- オリジナルトークンリリース
- Spotify APIから楽曲取得
- クリプトウォレット対応
- マルチチェーン対応
- 音楽を聴く・発することでの仮想通貨の取得
- soundNFTの売買機能
- オリジナル楽曲のアップロード機能
- ファンによる音楽のproof機能
- 分散型著作権保護機能
2026年
- 音からAIによって3Dアバターを生成する機能
- ソーシャルプラットフォーム風のUIへのアップデート
- AR/VR対応
2030年
上記のように2030年までの明確なロードマップが出ており、長期的なプロジェクトであることがわかりますね。
2022年は準備の年となっており、本記事執筆時点の2022年10月ではクローズドβ版テスト中です。正式リリースに向けても期待が高まっています。
PENTA(ペンタ)の遊び方
ここからは、以下3つのPENTAの遊び方についてご紹介します。
以下で詳しく解説していきます。
音楽を聴いて稼ぐ
PENTAで音楽を聴いて稼ぐには、以下の2つのモードが用意されています。
PENTAのプレイモード
アンビエントモード(開発中):
デバイスのマイクを使用して、周囲で再生されている音を認識させるモード。1秒あたり1HPを消費してゲームアイテムをゲットできる。1日1回HPを回復することができ、HP回復にはペンタストーンとSWTが必要。
インターナルモード:
Apple MusicまたはGoogle Play Musicで音楽を聴いてアイテムをマイニングできるモード。最初は1日あたり15曲に制限されていて、ヘッドフォンの数によって聴ける曲数が決まる。
メインは音楽アプリと連携して使う「インターナルモード」で、Apple MusicまたはGoogle Play Musicと連携が必要になります。
また、現在開発中の「アンビエントモード」では、デバイスのマイクを使って周囲の音で稼げるようになります。アンビエントモードでの独自トークンやアイテムの獲得量は、ヘッドホンNFTのパラメータに応じて変動する仕組みです。
ゲームアイテムを使う
PENTAでは以下3種類のゲームアイテムが用意されています。
上記のうち、本記事執筆時点で実装されているのは「ペンタストーン」のみです。他2つは現在開発中のため、詳細は不明ですが、近日公開予定となっています。
なお、ゲームアイテムの「ペンタストーン」はPENTAで音楽を聴くと獲得でき、以下の使い道があります。
ペンタストーンの使い道
- ヘッドフォンの改造
- ヘッドフォンの修理
- ヘッドフォンのミント
- HP回復
- 追加機能のリリース
- エントリーラッキークエスト
STEPNをプレイしたことがある人は、「ペンタストーン=GST」をイメージするとわかりやすいはずです。
獲得できるペンタストーンはNFTヘッドフォンの状態とユーザーが聴いている曲によって獲得確率、獲得量、パラメータが変動する仕組みです。
また、1日の獲得上限は固定されており、上限に達した場合はその日はそれ以上獲得できないようになっています。
NFTヘッドフォンをミントする
PENTAの利用に必要なNFTヘッドフォンは、ミントが可能です。
ミントとは、新しいNFTヘッドフォンを作り出すことです。
NFTヘッドフォンのミントは、今後実装予定の「ラッキークエスト」で得られる「ミントチケット」を消費し、さらにコストを払うことでミントできるようになります。
PENTA(ペンタ)の始め方
それでは、実際にPENTAを始める際の手順についてご紹介します。
なお、PENTAは現在クローズドβテスト中のため、ホワイトリストを持った一部の人しか参加できません。
本記事で紹介する手順は正式リリース後の手順となりますので、リリースに向けて③のASTRの購入まで準備しておくことをおすすめします。
国内取引所で口座開設
PENTAをプレイするには、NFTヘッドフォンを購入するために「ASTR(アスター)」の準備が必要です。
ASTRの購入には海外取引所を利用するため、まずは国内取引所を開設のうえ、海外取引所へ送金するための仮想通貨を購入しておきましょう。
まだ国内取引所の口座をもっていないのなら、本サイトでは下記の取引所をおすすめします。
おすすめ国内仮想通貨取引所
- GMOコイン
GMOコインは手数料の安さ、取扱銘柄の多さなどで定評のある国内取引所です。特に仮想通貨の送金手数料が無料のため、海外仮想通貨取引所やメタマスクなどへの送金におすすめです。
- コインチェック
コインチェックは国内最大手の仮想通貨取引所です。手数料無料で仮想通貨売買ができ、仮想通貨の積み立てやレンディングなど豊富なサービスを提供しています。特に扱いやすいスマホアプリの評価が高く、仮想通貨初心者におすすめの国内取引所です。
- SBI VCトレード
SBI VCトレードはネット証券大手のSBIグループが運営する国内取引所のため信頼性の高い国内取引所です。入出金、送金手数料などが無料なので海外取引所への送金にもおすすめ。手軽にレンディングなどの投資サービスを利用できるので、預けたまま資産運用も可能です。
- DMM Bitcoin
DMM BitcoinはDMMグループが運営する国内取引所。レバレッジ取引に対応する通貨数が豊富な点が特徴です。送金に利用できる通貨数は少ないのですが、送金手数料が無料なので海外取引所への送金でも利用できます。
- bitFlyer
bitFlyerは国内最大級のビットコイン取引量を誇る国内取引所です。買い物でビットコインが貯まるクレジットカードや、Tポイントをビットコインに交換できるサービスが豊富な点が特徴です。また、小額から仮想通貨を手数料無料で購入できる点も魅力です。
国内取引所はトラベルルールにより海外業者との送金やり取りができない場合があります。
その場合は、メタマスクなどのプライベートウォレットを経由して送金すれば問題ないので、焦らず対応してみてください。
国内取引所から海外取引所へ送金
続いて、ASTRを購入するために国内取引所で購入した仮想通貨を海外取引所へ送金します。
ASTRを取り扱う海外取引所は複数ありますが、まだ開設していない場合はキャンペーンが充実し、信頼性と安全性、使いやすさを兼ね備えた下記の海外仮想通貨取引所で検討してみてください。
海外取引所でASTRを購入
海外取引所への入金が完了したら、NFTヘッドフォンの購入に必要なASTRを購入しましょう。
本記事執筆時点で正式リリース時のNFTヘッドフォンの価格は不明ですが、2022年5月のプロトタイプ版でのミント価格は「130ASTR」でした。
念のためプロトタイプ版と同額以上を準備しておくと安心です。
PENTAアプリをダウンロード
ASTRの準備ができたら、App StoreまたはGoogle PlayでPENTAアプリをダウンロードしましょう。
2022年10月時点ではクローズドβテスト中のため、App StoreまたはGoogle Playで検索してもPENTAアプリはヒットしません。
正式リリースまで楽しみに待ちましょう!
NFTヘッドフォンを購入
PENTAアプリをダウンロードしたら、いよいよNFTヘッドフォンの購入です。
正式リリース後は、PENTAアプリ内にウォレットを作成し、海外取引所からASTRを送金してNFTヘッドフォンを購入する流れになります。
そのため、リリースしたらすぐにアプリのウォレットへ送金できるように、今のうちに海外取引所でASTRを購入しておくことをおすすめします。
PENTA(ペンタ)のホワイトリストを入手する方法
PENTAはまだ正式リリース前ですが、ホワイトリストを入手すればクローズドβ版に参加できます。
ホワイトリストは、giveawayへ参加して当選すれば入手可能です。
giveawayとは、無料でホワイトリストやNFTなどをプレゼントしてもらえる企画のことです。
giveawayの情報は公式ツイッターで随時アナウンスされるため、正式リリースが待てない人は公式ツイッターをチェックして、giveawayに参加しましょう。
PENTA(ペンタ)の最新情報について
PENTAは現在も開発途中のプロジェクトのため、今後新たな情報が発表されたり、現在開示されているシステムが変更になったりする可能性があります。
PENTAの情報をいち早くキャッチするためにも、PENTAが気になる人は以下で最新情報をチェックしておきましょう。
なお、NFTゲームのプロジェクトは偽のアカウントによる詐欺がよくあります。詐欺に合わないためにも、誤って非公式のツイッターやdiscodをフォローしないように注意してください。
PENTA(ペンタ)に関するよくある質問Q&A
最後に本サイトへの問い合わせの中から「PENTA」に関する質問に対して回答していきます。
正式リリースはいつですか?
本記事執筆時点では未定です。2022年10月にクローズドβ版がリリースされているため、2023年には正式リリースされると予想されます。
Spotifyとの連携が必要ですか
プロトタイプ版ではSpotifyとの連携が必要でしたが、正式版ではApple MusicまたはGoogle Play Musicとの連携が必要になる可能性が高いです。
初期費用は必要ですか?
必要です。PENTAで遊ぶためには、NFTヘッドフォンの購入が必要になります。
正式リリース時の初期費用の価格は現時点で不明ですが、プロトタイプ版でのミント価格は「130ASTR」だったため、参考にしてください。
いくら稼げますか?
PENTAをプレイしてもらえる独自通貨は現在上場前のため、現時点ではわかりません。
まとめ
本記事では、聴いて稼ぐNFTゲームの「PENTA」についてご紹介しました。
改めて、PENTAの特徴をおさらいすると以下のとおりです。
- 音楽を聴いて仮想通貨が稼げる
- Astar Networkを活用している
- 2種類の独自トークンが実装される
- NFTヘッドフォンの購入が必要
- 音楽アプリと連携が必要
正式リリース前のため、独自トークンは仮想通貨取引所に未上場ですが、今後大手の海外取引所に上場する可能性は充分に考えられます。
日常生活に取り入れやすい「音楽を聴く」という動作に仮想通貨を稼ぐおまけをつけられるため、WEB3時代の新しい音楽プレイヤーとして期待が高まりますね!
PENTAに興味を持った方は、ぜひ本記事を参考に正式リリースに向けて準備をしておきましょう。
参考文献
#PENTA
#PENTA始め方
#ペンタ始め方