「金融エリートとの戦い」トランプ前大統領、息子たち主導のプロジェクト「The DeFiant Ones」を支持
ドナルド・トランプ前アメリカ大統領は22日、自身のソーシャルメディア「Truth Social」で、大手銀行や金融エリートに対抗する時だと述べ、併せて息子2人が主導する仮想通貨(暗号資産)プロジェクト「The DeFiant Ones」への支持を示唆した。この姿勢は世間の話題を呼んでいる。
「あまりにも長い間、平均的なアメリカ人は、大手銀行や金融エリートに苦しめられてきた。今こそ、共に立ち上がる時だ。」と投稿し、”BeDefiant”(反抗的であれ)のハッシュタグを添えている。
For too long, the average American has been squeezed by the big banks and financial elites. It’s time we take a stand—together.
https://truthsocial.com/@realDonaldTrump/posts/113005603392033479
あまりにも長い間、平均的なアメリカ人は大手銀行や金融エリートによって圧迫されてきた。私たちが共に立ち向かう時が来た。
「The DeFiant Ones」は、ドナルド・トランプ・ジュニア氏とエリック・トランプ氏が推進している。 トランプ・ジュニア氏は、「BeDeFiant」のハッシュタグを用い、情報を発信してきた。 仮想通貨ニュースThe Blockによると、このプロジェクトは分散型金融(DeFi)の分野での金融情報の提供を目指しているという。
関連:分散型金融DeFi(ディーファイ)とは?初心者にもわかりやすく解説します。
「The DeFiant Ones」のTelegramチャンネルは8月7日に開設され、「公式トランプDeFiチャンネル」というタグラインが付けられている。 チャンネル登録者数は約2万6000人に上り、最近の投稿では「今後数日間で、このチャンネルで重要な最新情報や発表を共有していく」と述べられている。
しかし、このプロジェクトに対しては、DeFi支持者からの批判も強い。 仮想通貨情報発信のCrypto Tipsは、「これはDeFiではない。単なる政治的駆け引きに過ぎず、Bitcoinや仮想通貨の理念に反する。権力を集中させるものであり、分散化とは無縁だ」とXに投稿した。
トランプ氏、DeFiに参入か? トランプ氏が新たなる仮想通貨プロジェクト「The DeFiant Ones」を発表した。このプロジェクトは金融エリートに対抗することを目的としているとのこと。しかし、まず言っておくべきは、これはDeFi(分散型金融)ではないということだ。これは単なる政治的駆け引きの一手に過ぎない。 ビットコインや仮想通貨が掲げる理念とは正反対のものであり・・・
DeFi(分散型金融)とは、中央集権的な機関を介さず、ブロックチェーン技術を用いて金融サービスを提供するシステムである。Bitcoinなどの仮想通貨の根底には、中央集権からの脱却と個人の自由を重視する思想がある。
「The DeFiant Ones」は、まだ具体的な内容が明らかにされていないものの、トランプ氏の息子たちが主導していることから、DeFiの本来の理念とは相容れないとの指摘もある。今後のプロジェクトの展開次第では、仮想通貨コミュニティでの議論がさらに活発化する可能性がある。