L1 Initia、メインネットを停止──不正発行で約270万ドル流出と説明

L1 Initia、メインネットを停止──不正発行で約270万ドル流出と説明
Initia公式サイトより引用
水澤 誉往
2 Min Read
Highlights
  • Initiaが24日、セキュリティ上の問題でL1とロールアップを停止したと発表
  • 共同創業者は、バグを突かれてトークンを不正発行され、約270万ドル相当を持ち出されたと説明
  • ネイティブのINITは不正発行の対象外と説明、被害の全容と再開の時期は示さず

ブロックチェーンのInitiaは日本時間24日、セキュリティ上の問題が起きたため、Initiaのメインネットであるレイヤー1(L1)と、その上で動くロールアップを停止したと公式Xで発表した。停止したのは協定世界時(UTC)23日15時41分30秒(日本時間24日0時41分)だという。

Initia共同創業者、MoveVMのバグで不正発行と説明

Initiaの共同創業者はXで、現時点の把握として、Cosmos SDK上で動くInitiaのMoveVM(スマートコントラクトの実行環境)に関する、これまで知られていなかったバグが原因だと説明した。攻撃者はこのバグでInitiaのL1上でトークンを追加で発行できたという。

同氏によると、攻撃者はチェーンが止まる前に、約270万ドル(約4.2億円)相当のトークンを発行し、ブリッジで外部に持ち出した。

ネイティブトークンのINITinitiainitiaは、このバグの対象外だとしている。

金融庁の暗号資産交換業者登録一覧(9月30日現在)をJinaCoinが集計したところ、執筆時点で、INITを取り扱う業者として記載されている国内の登録業者はなかった(JinaCoinの国内の暗号資産交換業者一覧)。

Initia、被害の全容を調査中

Initiaは、セキュリティの専門チームやバリデーター、取引所と協力して、影響の全容を調べていると説明した。確認できた情報は公式の発信経路で知らせるとしている。

Initiaは日本時間24日14時30分の時点で公式Xに続報を出しておらず、再開の時期も示していない。

Initiaは、この間に出回る非公式のリンクやメッセージ、主張に注意するよう呼びかけている。

関連:iPhoneで作ったシードに弱点、Qubicで1,404件不正流出──チェーン停止
関連:バイナンスラボ、レイヤー1プロジェクト「イニシア」に投資へ

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=156.81円)

仮想通貨の最新情報を逃さない!GoogleニュースでJinaCoinをフォロー!

JinaCoinメルマガ開始
Share This Article
Follow:
株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
コメントはまだありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA