ブロックチェーンのInitiaは日本時間24日、セキュリティ上の問題が起きたため、Initiaのメインネットであるレイヤー1(L1)と、その上で動くロールアップを停止したと公式Xで発表した。停止したのは協定世界時(UTC)23日15時41分30秒(日本時間24日0時41分)だという。
Initia共同創業者、MoveVMのバグで不正発行と説明
Initiaの共同創業者はXで、現時点の把握として、Cosmos SDK上で動くInitiaのMoveVM(スマートコントラクトの実行環境)に関する、これまで知られていなかったバグが原因だと説明した。攻撃者はこのバグでInitiaのL1上でトークンを追加で発行できたという。
同氏によると、攻撃者はチェーンが止まる前に、約270万ドル(約4.2億円)相当のトークンを発行し、ブリッジで外部に持ち出した。
ネイティブトークンのINIT
initiaは、このバグの対象外だとしている。
金融庁の暗号資産交換業者登録一覧(9月30日現在)をJinaCoinが集計したところ、執筆時点で、INITを取り扱う業者として記載されている国内の登録業者はなかった(JinaCoinの国内の暗号資産交換業者一覧)。
Initia、被害の全容を調査中
Initiaは、セキュリティの専門チームやバリデーター、取引所と協力して、影響の全容を調べていると説明した。確認できた情報は公式の発信経路で知らせるとしている。
Initiaは日本時間24日14時30分の時点で公式Xに続報を出しておらず、再開の時期も示していない。
Initiaは、この間に出回る非公式のリンクやメッセージ、主張に注意するよう呼びかけている。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=156.81円)
