グレースケール、ビットコイン・イーサリアムミニETFの株式併合を完了

中井 純
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顧客ニーズに応え、BTC・ETH取引単位株価を引き上げ

資産運用会社「Grayscale Investments(グレースケール・インベストメンツ)」は19日、ビットコインおよびイーサリアムのミニETFで株式併合を完了したと発表した。

実施された株式併合の内容は以下の通り:

  • Bitcoin Mini Trust ETF(BTC):1:5の比率
  • Ethereum Mini Trust ETF(ETH):1:10の比率

グレースケールは世界最大の暗号資産(仮想通貨)資産運用会社のひとつで、25以上の仮想通貨投資商品を提供している。

この株式併合により、BTCの1株あたりの価格は5倍、ETHは10倍に引き上げられ、発行済み株式数は併合比率に応じて減少する。今回の措置は、11月8日に発表された内容に基づくもので、取引コストの効率化を目的としている。

Bitcoin Mini Trust ETFは業界最低水準の手数料0.15%を設定しており、従来のGrayscale Bitcoin Trust(GBTC)の1.5%や、フランクリン・ビットコインETF(EZBC)の0.19%よりも低水準だ。これは競争力強化を意図した施策とされている。

株式併合のポイント:

  • 発行済み株式総数を減らし、1株当たりの価格を比例的に引き上げ
  • 投資家の保有資産総額は影響を受けない
  • 取引手数料の負担軽減
  • NYSE Arcaでの取引は継続

投資家への影響:

  • 特別な手続きは不要
  • 端株が発生する可能性あり
  • 端株は証券保管振替機構(DTC)参加者により処理
  • 端株売却時は純現金で受け取り可能

グレースケールは、この株式併合が顧客フィードバックに基づく措置であり、市場効率性の向上を目指した重要な一歩だとしている。

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情報ソースグレースケール・インベストメンツ発表

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中井 純、工学博士 AIは30年以上、web3(仮想通貨)は3年以上フォロー。web3x生成AIには早くから注目し、ビジネスチャンスを研究。東大応用物理学科卒業後、ソニー研究所にて、CD、AIなどの研究開発に従事。MITの電子工学博士取得後、外資系社長を歴任。最近はハイテク・スタートアップの資金調達支援を手がけるかたわら、自らweb3x生成AIのライターとして活躍。技術的なことも分かりやすく、ユーザー目線で解説することが得意です。著書2冊。
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