暗号資産(仮想通貨)の分散型取引所Extendedは6日、独自トークンXTENへの最終換算率を1ポイント=約4.2857 XTENと発表した。ポイントプログラムの終了に伴うもので、エアドロップ枠の3億XTENを、配り終えた7,000万ポイントで割って算出した。受け取りの規約と署名期間は、今後公式のチャンネルで告知するとしている。
保有ポイントからXTENの受取量を算出可能に
ポイントの保有者は、保有ポイントに換算率を掛けることで、受け取るXTENの概算を算出できる。ポイントの残高と配布の履歴は、Extendedのアプリで確かめられる。
ただし、換算率は公式Xでの発表にとどまり、執筆時点で公式ドキュメントへの記載はない。ドキュメントは、換算率や配布日は別の公式文書で明示しない限り確定しないとし、XやDiscordでの発信はドキュメントを変えないと定めている。
7,000万ポイントは配布の上限で、5日時点で全量を配布した。公式Xによると、Discordでテスターの役割を持つ97人にも、最終の見直しで調整したポイントから割り当てた。
公式ドキュメントによると、エアドロップ枠のうち1,738万4,355XTENは、取引所を運営するX10 Ltd.の社内マーケットメイク部門が獲得したポイントに相当する。換算率で割り戻すと約406万ポイントで、7,000万ポイントの約5.8%に当たる。
このXTENはX10 Ltd.が持ち、一部はXTENの流動性供給に充て、残りはエコシステム基金に移すという。
XTENの受け取りには規約への署名が必要
XTENを受け取るには、署名期間内に受け取りの規約に署名する必要がある。期間内に受け入れなかった分は、エコシステム基金に移る。公式ドキュメントが挙げる受け取りの条件は次のとおりだ。
- 18歳以上で、制裁の対象でない
- 利用規約の制限地域にいない
- 自己管理型ウォレットにつないだExtendedのアカウントで、対象のポイントを持つ(取引所の入金アドレスでは受け取れない)
- 署名期間内に、受け取りの規約(Community Distribution Terms and Conditions)に署名する
受け取りには審査があり、追加の審査が要る場合は配布が遅れる場合がある。TGE(トークンの生成・発行)より前に署名すれば取引開始の前に、TGEの後でも署名期間内なら署名後に順次受け取る。
Extendedは10月24日、XTENを11月に出すと発表していた。JinaCoinの予測市場データににも載るポリマーケットの市場では、執筆時点(6日16時30分、日本時間)で、Extendedが12月31日(米東部時間)までに取引できるガバナンストークンを出す確率が94.2%だった。
同社によると、受け取りはアプリの中だけで行い、支払いは要らず、シードフレーズや秘密鍵を求めることはない。公式Xは、XTENが価値の一部または全部を失うおそれがあると注意を促した。
利用規約の制限地域には米国・英国・カナダなどが並び、日本は含まれていない。ただし、法令に反する利用も制限の対象としている。Extendedは、金融庁に暗号資産交換業者として登録されていない(国内の交換業者一覧、9月30日現在の登録一覧)。
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