【チャート分析】イーサリアム(ETH):2,475ドルまで上昇見込める フィボ50%ラインが今後の鍵【9月9日】

【チャート分析】イーサリアム(ETH):【2024年9月9日】
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イーサリアム(ETH):9月9日の分析ポイント
  • 短期反発の可能性が高く2,475ドル付近までは上目線
  • 中期は下目線のため、2,475ドル付近から段階的にショートポジション構築
  • 本日エントリーポイント:2,098ドルを背にロングエントリー
目次

イーサリアム(ETH)価格分析

9月9日10時8分現在、イーサリアム(ETH)は、先週の米雇用統計発表後に急落したが反発を見せており、2,315ドル付近で推移中だ。移動平均線とフィボナッチリトレースメントを中心にテクニカル分析を行う。

日足チャート分析(ETH/USD)

イーサリアム(ETH/USD)2024年9月9日日足チャート分析
ETH/USD 日足チャート. Source: TradingView

日足チャートを見ると、イーサは引き続き下降トレンドの中にあり、25日移動平均線(2,506.85ドル)、100日移動平均線(2,900.52ドル)、200日移動平均線(2,946.01ドル)を大きく下回っている。移動平均線の位置からも長期的な下落傾向が強く、上昇への転換には大きな買い圧力が求められる。

フィボナッチリトレースメントの61.8%ライン(2,098.64ドル)は重要なサポートとなっており、このレベルを維持できれば反発の可能性が高まる。逆に、61.8%ラインを下回ると、次のサポートは1,561ドル付近となり、さらなる下落が予想される。

MACDは依然として負の領域にあり、シグナルラインを下回っているため、強気転換の兆候は見られない。RSIは37付近で、売られ過ぎの状態に近づいていることから、短期的な反発の可能性もあるが、今の状況からは大きな反発は期待できそうにない。

25日移動平均線に近づく辺りまでの価格上昇はありえるが、基本的には25日移動平均線に近づいた辺りからショートポジションを狙っていきたい。

4時間足チャート分析(ETH/USD)

イーサリアム(ETH/USD)2024年9月9日4時間足チャート分析
ETH/USD 4時間足チャート. Source: TradingView

4時間足チャートでは、イーサは25日移動平均線(2,319.70ドル)をタッチした付近で価格推移している。100日移動平均線(2,462.32ドル)、200日移動平均線(2,679.96ドル)の位置は依然として高い位置にあり、緩やかに下降している。このことから、短期的には弱気が優勢で、特にフィボナッチリトレースメントの50%ライン(2,475.93ドル)が強いレジスタンスとして機能している。このラインを上抜けると、次のターゲットは38.2%ライン(2,853.23ドル)だが、現状では売り圧力が強く、この水準を超えるにはさらなる買い支えが必要だ。

MACDはやや強気のシグナルを出しつつあるが、シグナルラインとの乖離が小さく、信頼性の高い買いシグナルとは言い難い。RSIは48付近と中立圏にあり、まだ大きな買い過ぎや売られ過ぎは示していない。

総括(今後の見通し)

目線
  • 短期(デイトレ):フィボナッチ50%ライン(2,475ドル)まではロング目線
  • 中期(スイング):下降トレンドの順張りショート目線

イーサは現在、依然として強いレジスタンスに直面している。しかし、短期的にはフィボナッチ0.5ラインの2,475ドル付近までの上昇は見込めそうだ。このラインを突破できれば、2,475.93ドルのフィボナッチ50%ライン、さらには2,853.23ドルの38.2%ラインを目指す可能性がある。

一方で、2,098.64ドルの61.8%ラインを下回ると、さらなる弱気トレンドが続き、1,561.47ドル付近までの下落が視野に入る。

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この記事を書いた人

水澤 誉往のアバター 水澤 誉往 代表取締役/仮想通貨投資家

株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。
2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書

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