ドバイ、プライバシートークン禁止──モネロ・ジーキャッシュ排除へ

shoko-koyama
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Highlights
  • ドバイ金融サービス庁は12日、プライバシートークンをドバイ国際金融センター全域で禁止する新規制を施行した
  • Monero・Zcashなどの取引・プロモーション・デリバティブを全面禁止、ミキサーやタンブラーなどプライバシー強化ツールも対象
  • ステーブルコインの定義を厳格化し法定通貨ペッグ・高品質資産裏付けのみに限定、トークン承認責任は企業へ移行

ドバイ金融サービス庁(DFSA)は12日、プライバシートークンをドバイ国際金融センター(DIFC)全域で全面禁止する新規制を施行した。マネーロンダリング対策と制裁措置への対応を理由に、暗号資産規制の大幅な見直しを実施した。

AML対策でプライバシートークンを全面排除

DFSAは、モネロXMRXMRやジーキャッシュZECZECといったプライバシートークンの取引、プロモーション、ファンド活動、デリバティブ取引をすべて禁止した。ミキサー、タンブラー、トランザクション難読化サービスも対象に含まれる。

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DFSAのエリザベス・ウォレス政策・法務部門副部門長はコインデスクの取材に対し、「プライバシートークンは取引履歴や保有者を隠匿する機能を持つため、金融活動作業部会(FATF)の要求事項に準拠することはほぼ不可能だ」と述べた。

今回の規制見直しでは、ステーブルコインの定義も厳格化された。DFSAの「フィアット暗号トークン」カテゴリーは、法定通貨にペッグされ、高品質で流動性の高い資産に裏付けられたトークンのみに限定される。エセナUSDeUSDeなどのアルゴリズム型ステーブルコインは「暗号トークン」に分類されるが、引き続き利用可能だ。

DFSAはこれまで維持していた認可トークンリストを廃止し、トークン承認責任をライセンス取得企業へ移行した。企業は今後、提供する暗号資産の適合性を自ら評価・文書化する必要がある。

この対応は、香港のリスクベース型制度やEUのMiCA規則とは異なるアプローチとなる。

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仮想通貨歴5年。ニュース記者歴3年。常に仮想通貨ニュースを追う。情報ソースを追究し正しい情報をわかりやすく伝えることに努めている。仮想通貨は下落するたび買い増すタイプで、主にステーキングで資産運用中。
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