ビットコイン、90,000ドル割れ 長期的な下落の可能性あり【仮想通貨チャート分析】BTC、ETH、XRP、SOL

仮想通貨チャート分析

ビットコイン（BTC）：4時間足中期HMA付近まで押し目形成後の値動きに注目

ビットコイン（BTC）は21日より下落を開始し、89,279.74ドル付近のサポートラインを下抜け、86,211.69ドル付近まで下落している。

現在は日足ボリンジャーバンドを突き抜けた後、反発の値動きを見せているが、89,279.74ドルから91,333.92ドル付近を上限として下落の値動きを見せた場合は73,656.33ドル付近までの長期的な下落を考慮する必要があるだろう。

一方、89,279.74ドルから91,333.92ドル付近に価格がある状態でも、4時間足中期HMAを上抜けした場合は直近での下落のリスクは少なくなったと判断できる。

ただし、日足中期HMAを価格が上抜けするまでは長期的な下落に警戒する必要があるだろう。

イーサリアム（ETH）：大きく反発するも、下落勢いは依然として継続

イーサリアム（ETH）は25日早朝に4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴いながら4時間足長期HMAを下抜けし、2,313.70ドル付近まで下落した。しかし、4時間足ボリンジャーバンドを価格が突き抜けているため、反発し現在は4時間足長期HMA付近まで価格を戻している。

現状、日足レベルでは下落の余力が残っていると判断できるため、今後4時間足長期HMAを起点として下落し、日足ボリンジャーバンドがデッドクロスした場合、2,140.11ドル付近まで下落する可能性も考慮する必要がある

ソラナ（SOL）：中長期的な下落の値動きに警戒

24日に日足短期HMAを下抜けしたソラナ（SOL）は、132.16ドル付近まで下落した。現在は4時間足ボリンジャーバンドを突き抜けた状態状態から反発しているため、短期的な下落の勢いは少ないと思われるが、中長期的にはまだ下落する可能性が残っている。

そのため、今後日足短期HMAもしくは4時間足長期HMAを起点に下落の値動きとなった場合は110.44ドル付近までの下落を考慮する必要があるだろう。

リップル（XRP）：短期的下落勢いは減少傾向だが、下落余力はまだあると予想

24日に4時間足長期HMAを下抜けし下落を開始したリップル（XRP）は2.0709ドル付近まで下落後反発し現在価格付近まで戻している。

現状4時間足レベルではまだ下落する可能性が高いが、日足短期HMAから価格が乖離しているため、今後下落したとしても2.0709ドル付近が下限となると思われる。

ただし、日足レベルでは下降の余力があると判断できるため、2.0709ドル付近を下抜けした場合は日足ボリンジャーバンドロワーバンド付近までの下落を考慮する必要がある。

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