コンヴァノ、ビットコイン株主優待を導入──SBI連携、最大5,000円相当贈呈

水澤 誉往
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Highlights
  • 東証グロース上場のコンヴァノが2025年11月末時点の1,000株以上保有株主にビットコイン優待を実施
  • SBI VCトレードと連携、保有株数に応じて1,000円〜5,000円相当のBTCを2026年3月末までに付与
  • BTCトレジャリー戦略の一環として実施、財務基盤強化とインフレ対応を目的に暗号資産で株主還元

東証グロース市場上場でネイルサロン「FASTNAIL」を展開するコンヴァノ(6574)は19日、2025年11月30日時点の株主を対象にビットコイン(BTC)を贈呈する株主優待制度を導入すると発表した。SBIホールディングス傘下のSBI VCトレードと連携し、暗号資産(仮想通貨)を活用した株主還元策を実施する。

保有株数に応じて最大5,000円相当

優待対象となるのは、11月30日時点で1,000株以上を保有し、2026年3月16日までにSBI VCトレード口座を開設、1月21日から3月16日の期間中にエントリーサイトから申し込みを完了した株主だ。

贈呈されるビットコインの金額は保有株数に応じて設定されている。1,000株以上で1,000円相当、2,000株以上で2,000円相当、3,000株以上で3,000円相当、4,000株以上で4,000円相当、5,000株以上で5,000円相当となる。ビットコインは2026年3月30日までにSBI VCトレード口座へ付与される予定である。

コンヴァノは2025年から「ビットコイン保有戦略(BTCトレジャリー戦略)」を導入している。円建てステーブルコインJPYC事業の成長に加え、財務基盤の強化と中期的なインフレ影響の緩和を目的に、資産の一部をビットコインで保全・運用する体制を構築した。

関連:コンヴァノ、円建てステーブルコインJPYC活用のRWA事業開始

今回の株主優待は、同戦略の一環としてSBI VCトレードと連携し、企業価値向上と株主還元の強化を目指すものだ。同社は暗号資産を活用した株主優待のモデルケースを確立するとしており、今後もSBIグループとの連携を深めながら株主還元の最大化を図る方針だ。

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株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
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