ストラテジー、61億円相当のビットコイン追加購入──含み損1兆円

ストラテジー、BTC購入45億円・買い戻し279億円──メタプラネット2位
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
JinaCoin編集部
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Highlights
  • ストラテジーは2月17~22日に592 BTCを約61億円で追加購入し、保有総量は717,722 BTC(時価約7.3兆円)に到達。
  • ビットコイン供給量の約3%を1社が保有する異常集中で、破綻時の強制売却は市場暴落リスク。
  • 含み損は約1兆円に膨らんだが、追加購入余力は約5.7兆円分の発行枠が残存。

米ビットコイン投資企業ストラテジー(旧マイクロストラテジー、MSTR)は23日、2月17~22日の期間に592 BTCを約3,980万ドル(約61億円)で追加購入したと発表した。これにより、同社のビットコイン保有総量は717,722 BTCに達し、時価評価額は約7.3兆円にのぼる。

ビットコイン供給量の約3%を保有、追加購入余力は5.7兆円

今回の購入価格は1 BTCあたり約67,286ドルで、これにより同社の平均取得価格は1 BTCあたり約76,020ドルとなった。今回の購入には、同社の随時売出しプログラム(ATM)を通じた普通株式(クラスA普通株)約29万株の売却により行われ、約3,970万ドル(約61億円)の純収入が充てられた。

2月22日時点で、総額約373億ドル(約5.7兆円)相当の発行枠が以下のとおり残っており、今後も同様の手法でビットコインを追加購入する余力がある。

  • STRK:約203億ドル(約3.1兆円)
  • クラスA普通株式:約78億ドル(約1.2兆円)
  • STRD:約40億ドル(約6,181億円)
  • STRC:約35億ドル(約5,409億円)
  • STRF:約16億ドル(約2,472億円)

ストラテジーによるビットコイン購入履歴をリアルタイムで追跡できる「Saylortracker.com」によると、一時261億ドル(約4兆円)あった含み益は、現在約マイナス71億ドル(約1兆円)の含み損となっている。

1つの企業がビットコイン供給量の約3%を保有する現状は、市場にとって大きな不安要素である。もし同社が破綻し資産が強制売却されれば、価格暴落は避けられない。個人投資家にとって頼れる買い手である一方、その動向次第で市場が混乱する巨大リスクでもあり、一極集中による市場の歪みは無視できない段階にある。

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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=154.6円、1 BTC=10,285,006円)

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