CMEグループ、先物取引にADA・LINK・XLMの3銘柄を追加──2月9日取引開始へ

ヤマダケイスケ
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Highlights
  • CMEグループが2月9日からカルダノ、チェーンリンク、ステラの先物取引を開始予定
  • 通常サイズとマイクロサイズの2種類を提供し、機関投資家と個人投資家の双方に対応
  • 既存のビットコイン、イーサリアム、XRP、ソラナを含め先物商品は計7銘柄に拡充

デリバティブ取引所の最大手CMEグループは15日、暗号資産(仮想通貨)先物取引において、カルダノ(ADA)チェーンリンク(LINK)ステラ(XLM)の3銘柄を新たに追加すると発表した。これら銘柄は規制当局の審査を経たのち、2月9日から取引が開始される予定だ。

通常・マイクロの2サイズ展開、幅広い投資家ニーズに対応

現在、CMEグループではビットコインBTCBTC、イーサリアムETHETHなどを含む4銘柄の先物および先物オプションを提供している。今回の3銘柄の追加により、主要なアルトコインをカバーする体制が一段と強化されることとなる。

なお、今回追加された銘柄では、機関投資家向けの通常サイズに加え、個人投資家や小規模な資本でも取引可能な「マイクロサイズ」が同時に導入される。具体的な契約単位は以下の通りだ。

  • ADAADAADA:通常 100,000 ADA / マイクロ 10,000 ADA
  • LINKLINKLINK:通常 5,000 LINK / マイクロ 250 LINK
  • XLMXLMXLM:通常 250,000 XLM / マイクロ 12,500 XLM

CMEグループの暗号資産製品部門責任者であるジョバンニ・ヴィチオーゾ氏は、昨年の暗号資産市場が記録的な成長を遂げたことを受け、「顧客がリスク管理や投資機会のために、信頼性の高い規制済み商品を求めている」と新銘柄の追加背景を説明した。

市場の成長実績は、CMEグループにも大きな恩恵をもたらしている。同社の暗号資産関連先物およびオプションでは昨年、1日あたり平均取引高が約27万8,300契約、未決済残高が約31万3,900契約を記録し、いずれも過去最高を更新している。こうした追い風も新銘柄追加の後押しになった可能性がある。

市場関係者らは、今回の発表を評価している。ニンジャトレーダーのCEOであるマーティン・フランキ氏は「デジタル資産が投資家のポートフォリオに深く組み込まれる世界的な転換点にある」と述べ、今回の導入は先物業界にとって画期的だとの見解を示した。

規制下で取引できる銘柄が拡充されることは、暗号資産市場の成熟を示す動きとも言える。CMEグループの対応は機関投資家と個人投資家の双方にとって、市場参加の選択肢を広げる重要な一歩となりそうだ。

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仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。
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