- リップル(XRP):2.56ドル上抜け後のHMA反発で2.7ドルへの上昇期待
- ビットコイン(BTC):日足中期HMA上抜け維持で109,000ドル到達を視野
- イーサリアム(ETH):3,640ドル突破で3,750ドルの試しが現実味
- ドージコイン(DOGE):0.188ドル抜けで4時間足の上昇再開を確認
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA付近から上昇に転じ1時間足中期HMAを上抜け
- 4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを確認
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.7ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
リップル(XRP)は現在、2.52ドル付近を推移している。昨日、日足中期HMAを上抜けた以降は上昇が継続し、現在は4時間足で意識されている2.56ドルのレジスタンスラインと、4時間足ボリンジャーバンドのアッパーバンド付近で一旦上値を抑えられている。
短期では1時間足で上昇圧が弱まりつつあり、利確による調整が入っている状況だが、4時間足では上昇トレンドがすでに成立しており、現在の動きは4時間足レベルで押し目形成フェーズに移行していると捉えることができる。
今後、1時間足長期HMA付近までの調整から反発し、1時間足中期HMAを上抜けつつ、4時間足ボリンジャーバンドがエクスパンション方向へ向く動きが確認できれば、次のレジスタンスとして意識される2.7ドル付近まで上昇を狙うことができる。エントリー判断としては、1時間足で上昇ダウが成立するかが重要な条件となる。
一方で、4時間足ボリンジャーバンドがエクスパンションせず再び上値を抑えられる場合、価格は2.56ドルを上限としたレンジに移行する可能性がある。ただし、4時間足長期HMAや日足中期HMAを割り込まない限り、中長期的な上昇余地は残っているため、横ばいに移行したとしても買い目線は継続したい。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論を維持しながら日足中期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近(109,000ドルから108,500ドル付近)
- 損切り目安:
- 日足中期HMA直下
ビットコイン(BTC)は現在、106,600ドル付近を推移している。本日午前中に日足中期HMAの上抜けに失敗したが、一旦押し目を作り再び上抜けを試す展開となっている。1時間足では上昇ダウが維持されており、4時間足では一目均衡表雲を上抜けている状況が確認できる。
短期では1時間足MACDがプラス圏を維持し、4時間足MACDもプラス圏にあることから買い圧は優勢と判断できる。したがって、1時間足で上昇ダウを崩さずに推移したうえで日足中期HMAを明確に上抜けした場合、上値のターゲットとして4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近の108,500ドル〜109,000ドルが意識される展開となりやすい。
中長期では4時間足ボリンジャーバンドが急速に縮小しており、上昇後は横ばいに移行する可能性が高い。ただし、日足中期HMAを割り込まない限り4時間足レベルでの上昇の準備段階に入ったと判断でき、次の上値候補として111,000ドル付近を視野に入れることができる。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 3,640ドルのレジスタンスラインと日足中期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近(3,750ドル付近)
- 損切り目安:
- 3,670ドル直下、もしくはエントリー時点での直近安値
イーサリアム(ETH)は現在、3,590ドル付近を推移している。昨日、日足レベルのレジスタンスである3,640ドル付近で上昇が止まり下落に転じたが、4時間足長期HMAで支えられ反発し、再度3,640ドルと日足中期HMAが重なるポイントの上抜けに挑んでいる。
短期では4時間足レベルで押し目を作ってからの上昇に転じており、1時間足・4時間足双方のMACDがプラス圏にあることから買い圧は優勢であると判断できる。そのため3,640ドルのレジスタンスラインと日足中期HMAを上抜け、さらに1時間足で上昇ダウを形成した場合、上値のターゲットとして4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近の3,750ドル付近まで上昇を狙うことができる。
中長期では4時間足ボリンジャーバンドが急速に収縮しているため、上値を試した後は一旦横ばい相場へ移行する可能性が高い。ただし、日足中期HMAを上抜けして推移できるのであれば買い圧は維持され、1時間足長期HMA付近を起点に再度上昇に転じた場合、3,920ドル付近までの中期的な上昇余地も視野に入れることができる。
ドージコイン(DOGE)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAもしくは日足短期HMA付近を起点に上昇に転じる
- 1.88ドルを上抜け
- 4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを確認
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 0.207ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ドージコイン(DOGE)は現在、0.178ドル付近で推移している。9日に日足中期HMAを明確に上抜けて以降、短期・中期で買い目線に移行したものの、上昇の勢いは限定的で横ばいの展開が続いている。
短期では、4時間足で確認できる0.188ドル付近のレジスタンスライン、もしくは4時間足ボリンジャーバンドの上限が上値として機能しており、価格が抑えられている状況である。一方で、日足中期HMAおよび4時間足長期HMAはすでに明確に上抜けており、地合い自体は短期・中期ともに上昇しやすい環境が整いつつあると判断できる。
今後のエントリー判断としては、1時間足長期HMAもしくは日足短期HMA付近まで押し目形成後に反発し、0.188ドルを上抜け、さらに4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴い、1時間足で上昇ダウが成立した場合、次の節目である0.207ドル付近までの上昇が期待できる。
一方で、短期的に買い圧が弱くなり、価格が日足短期HMAを下抜ける展開となる可能性もある。その場合、短期上昇シナリオはいったん崩れるが、中期では依然として上昇準備段階と見なせるため、日足中期HMAを維持している限り、買い目線は継続するスタンスが妥当だろう。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7




