- リップル(XRP):日足短期HMAと1時間足中期HMA上抜けで3.185ドル目標
- ビットコイン(BTC):1時間足押し目形成後、日足長期HMAまで上昇余地
- イーサリアム(ETH):日足中期HMA突破なら4,765ドルまで上昇視野
- ソラナ(SOL):1時間足中期HMA上抜け後265ドルまで伸びる可能性
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMAと1時間足中期HMAを上抜け
- 1時間足以下で上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 3,185ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
リップル(XRP)は現在、3.08ドル付近を推移している。昨日は日足短期HMAを一時的に上抜けたものの維持できず、再び下回る展開となった。ただし下値は1時間足長期HMAに支えられている。
現状、4時間足および日足チャートの配置やMACDの位置から、依然として上昇圧は残っていると判断できる。また、1時間足長期HMAで反発した動きが見られ、短期的に再び上昇へ転じる可能性がある。したがって、今後日足短期HMAと1時間足中期HMAを上抜けし、1時間足以下で上昇のダウ理論が成立すれば、直近高値である3.185ドル付近までの上昇を狙う戦略が有効である。
中長期的な視点では、3.185ドル付近に位置するボリンジャーバンドアッパーバンドを押し広げる展開となれば、さらに強い上昇につながる可能性が高い。その場合、4時間足レベルでの押し目を経て、日足ボリンジャーバンドアッパーバンドのある3.35ドル付近までの上昇が視野に入る。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 短期的上昇により4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションが発生
- 1時間足レベルで押し目を形成し上昇に転じる
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足長期HMA付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ビットコイン(BTC)は現在、117,400ドル台を推移している。昨日は日足短期HMAを上抜けて短期的な上昇を見せたが、上値の勢いは伸びず失速している状況だ。
短期的には1時間足レベルで押し目形成を経て再度上昇する余地があり、4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションが発生すれば上値を狙いやすい。エントリーはボリンジャーバンドの拡大を確認後の押し目買いが有効と考える。その場合、利確目安は日足長期HMA付近となり、損切りは直近安値を基準とするのが妥当である。
長期的視点では、上昇圧力が続けば日足長期HMAを突破し本格的な上昇トレンドへ移行する可能性が高い。ただし日足短期HMAが明確な上昇波を形成していないため、日足長期HMAを突破後は一旦日足レベルの押し目を待ってロングを狙う戦略が堅実といえる。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMAを上抜け
- 1時間足レベルで上昇トレンドを形成しながら日足中期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4,765ドル付近
- 損切り目安:
- 日足中期HMA直下、もしくはエントリー時点での直近安値
イーサリアム(ETH)は現在、4,610ドル付近を推移している。昨日から日足短期HMAに上値を抑えられる展開が続いており、方向感が限定されている。
ただし4時間足および日足MACDはプラス圏を維持しており、依然として買い圧は強いと判断できる。そのため今後、日足短期HMAを明確に上抜けし、1時間足レベルで上昇トレンドを形成しながら日足中期HMAを突破すれば、直近高値である4,765ドル付近までの上昇が期待できる。この場合、損切りは日足中期HMA直下や直近安値を基準とするのが適切である。
一方で、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドが収縮しつつ4,765ドル付近に位置しているため、上昇の動きは一旦この水準で停滞する可能性がある。ただし日足中期HMAを維持したまま横ばい推移が続けば、ボリンジャーバンドのスクイーズを経て再び上昇局面へ移行する可能性が高いと推測される。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMAを上抜け
- 4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを確認
- 1時間足レベルで押し目形成
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 265ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ソラナ(SOL)は現在、247ドル付近を推移している。本日一時的に直近高値である250ドルを突破したものの、4時間足レベルで否定され、再び同水準まで押し戻されている状況だ。
日足レベルでは依然として強い上昇圧が確認されているが、4時間足のボリンジャーバンドは収縮傾向にあり、また直近で上昇が長く続いていることから、高値圏で一旦横ばい相場へ移行する可能性がある。しかし1時間足中期HMAを明確に上抜け、その後4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションが確認できれば、押し目買いから265ドル付近までの上昇を狙う戦略が有効だろう。
長期的には、仮に現在価格付近で横ばい推移に入ったとしても、日足中期HMAを下抜けしない限り上昇トレンドは継続と見なせる。そのため、買い目線を維持しつつ、再び押し目の好機を待つ戦略が有効である。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7