- リップル（XRP）：3.0ドル手前で反落、調整進めば2.48ドルまでの下落に注意
- ビットコイン（BTC）：4時間足長期HMA付近までの調整を想定、再上昇に備えたい局面
- イーサリアム（ETH）：短期下落の調整継続、2,880ドル割れなら一段安も
- ソラナ（SOL）：短期反発の兆し、172ドル付近までの上昇余地を試す動きに注目
リップル（XRP）チャート分析
- エントリー方向：ショート（短期目線）
- エントリーポイント：（チャート上Ⓐ）
- 1時間足長期HMAを下抜け
- 日足ボリンジャーバンドアッパーバンド内側に価格が入る
- 1時間足レベルで下降のダウ理論を確認
- 利確目安：（チャート上Ⓑ）
- 4時間足長期HMA
- 損切り目安：
- エントリー時点での直近高値
リップル（XRP）は現在、2.79ドル付近を推移している。昨日は日足・4時間足ともにボリンジャーバンドアッパーバンドを突き抜けた買われすぎ状態にもかかわらず、押し目を作らずに異常ともいえる上昇を見せ、3.0ドル手前まで一気に上昇した。
その後は、3.0ドル手前で長い上ヒゲを伴う陰線が形成され、上昇が否定された形となった。現在は1時間足MACDがデッドクロスしており、短期的な上昇圧力は大きく後退している。過熱感を解消する調整の動きが入り、価格は日足ボリンジャーバンドアッパーバンドの内側へ戻る動きが求められる場面である。
短期的には、1時間足長期HMAを下抜け、さらに1時間足で下降のダウ理論が成立した場合、ショートエントリーの好機となる。目標値は、4時間足長期HMA付近（2.48ドル周辺）までの下落が視野に入る。
中長期的な視点では、すでに日足ボリンジャーバンドアッパーバンドが近い位置にあるため、現時点では上昇余地は限定的である。加えて、日足中期HMAと長期HMAはまだゴールデンクロスしておらず、長期的な上昇トレンドが確定しているとは言い難い。
そのため、今後の展開次第ではトレンド転換の可能性も含めて、中長期的には複数のシナリオを柔軟に想定しておく必要がある。
ビットコイン（BTC）チャート分析
- エントリー方向：ロング（中期目線）
- エントリーポイント：（チャート上Ⓐ）
- 4時間足長期HMA付近まで下落後反発
- 1時間足レベルで上昇トレンドを形成しながら1時間足長期HMAを上抜け
- 利確目安：（チャート上Ⓑ）
- 今回高値から日足ボリンジャーバンド付近（118,900ドルから120,000ドル付近）
- 損切り目安：
- エントリー時点での直近安値
ビットコイン（BTC）は現在、117,700ドル付近を推移している。昨日は大幅な上昇を見せて118,900ドルまで到達し、日足ボリンジャーバンドアッパーバンドを上抜けたが、その後は勢いを失っている。1時間足MACDではデッドクロスが発生しており、短期的には調整局面に移行しつつあると判断できる。
反転ポイントとして1時間足長期HMAが意識されるが、直上には日足ボリンジャーバンドアッパーバンドが控えており、現状の価格帯では上昇余地が限られる。そのため、調整の値動きは1時間足長期HMAを下抜けし、4時間足長期HMA付近（112,000ドル〜110,500ドル）まで下落が進む可能性が高い。
この水準で下げ止まり、1時間足で再度上昇トレンドを構築しながら1時間足長期HMAを上抜けする展開となれば、ロングエントリーの好機となるだろう。ターゲットとしては、再び日足ボリンジャーバンドアッパーバンドの水準、118,900ドル〜120,000ドル付近が意識される。
ただし、現在の価格は日足中期HMAから大きく乖離しており、さらなる過熱感も否めない。より大きな上昇を狙う中長期の視点では、日足中期HMA付近まで価格が戻るのを待ったうえでのエントリー戦略がより堅実であると考えられる。
イーサリアム（ETH）チャート分析
- エントリー方向：ショート（短期目線）
- エントリーポイント：（チャート上Ⓐ）
- 1時間足長期HMAを下抜け
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 利確目安：（チャート上Ⓑ）
- 4時間足長期HMA
- 損切り目安：
- エントリー時点での直近高値
イーサリアム（ETH）は現在、2,960ドル付近を推移している。昨日は一時3,000ドルを突破する急騰を見せたが、その後は勢いを失い、調整の様相を呈している。特に、1時間足MACDはマイナス圏に入り、4時間足MACDもデッドクロスを示しており、短期的な下落圧力と中期的な調整の兆候が明確に表れている。
押し目候補として1時間足長期HMAが意識されるが、現状はその水準にある反発に対して、直上に日足ボリンジャーバンドアッパーバンドが存在しており、上昇余地は限定的と判断される。そのため、反発が起きたとしても持続性は低く、結果として1時間足長期HMAを下抜ける可能性が高い。
短期的には、1時間足長期HMAを下抜けし、さらに1時間足レベルで下降のダウ理論が成立すれば、ショートエントリーの好機となる。下値のターゲットは、4時間足長期HMA付近（2,700ドル前後）を想定するのが妥当だ。ただし、これはあくまで上昇トレンドにおける短期的な調整局面であるため、過信は禁物であり、直近高値を明確に上抜けた場合は損切りを徹底したい。
中期的には、4時間足長期HMAでの反発から再び上昇に転じる可能性がある。この場合、再度3,000ドル台の回復を目指す展開も考えられる。ただし、長期的に見ると、現在の価格は日足中期HMAから乖離しており、より大きな上昇余地を確保するためには、一旦日足中期HMA（2,850ドル付近）までの下落調整を経てからの上昇が理想的な形となる。
そのため、短期的な下落局面を捉えた戦略は有効だが、中長期的な目線では、調整完了後の押し目買いがより優位性の高い選択肢となるだろう。
ソラナ（SOL）チャート分析
- エントリー方向：エントリー方向：ロング（短期目線）
- エントリーポイント：（チャート上Ⓐ）
- 1時間足中期HMAを上抜け
- 利確目安：（チャート上Ⓑ）
- 4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近（172ドル付近）
- 損切り目安：
- 1時間足中期HMA直下
ソラナ（SOL）は現在、163ドル付近を推移している。直近では4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドを上抜けたが、現在はその内側へ価格が戻っており、買われすぎの状態は一旦解消された。
また、価格は一度日足一目均衡表雲を上抜けたものの、再び雲の中へ戻ってきており、やや不安定な値動きが続いている。ただし、1時間足では本日朝に下ヒゲの陰線が出現しており、短期的な調整を終えて再上昇に向かう兆しも見られる。
今後、1時間足一目均衡表雲に沿って価格が推移し、1時間足中期HMAを明確に上抜ければ、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近（172ドル前後）までの上昇が期待できる。
中長期的には、日足ボリンジャーバンドアッパーバンドとの距離が近く、すでに上昇余地は限定的と判断できる。加えて、4時間足長期HMAや日足中期HMAとの価格乖離も大きくなっており、過熱感が強まっている。このような状況下では、今後1時間足長期HMAを下抜けるような展開となれば、中期的な押し目形成へと移行する可能性がある。
その後の再上昇が確認されれば、次の上昇ターゲットとして179ドル付近が意識されるだろう。
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- ハル移動平均線
- 20EMA：ピンク（短期HMA）
- 80EMA：水色（中期HMA）
- 320EMA：緑（長期HMA）
- ボリンジャーバンド
- 1時間足：期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足：期間50、偏差2.5
- 一目均衡表（雲のみ表示）
- 転換線：9
- 基準線：26
- 先行スパン：52
- ・MACD（クリスマニング氏の設定値）
- 短期EMA：9
- 長期EMA：17
- シグナル：7
