米ナスダック上場のCEAインダストリーズ(ナスダック:BNC)は10日、3万BNB(2,600万ドル相当)を追加購入し、総保有量を41万8,888枚(約3億6,800万ドル)に拡大したと発表した。同社は世界最大の企業BNB財務としての地位を一層強化した。
2025年末までにBNB総供給量1%保有目標
今回の発表は、同社が公表している2025年末までにBNB総供給量の1%保有という野心的な目標に向けた戦略的計画の一環。この目標が達成されれば、CEAインダストリーズは世界のデジタル資産市場で最も影響力のある参加者の一つになる。
デビッド・ナムダーCEOは「我々は1,000億~2,000億ドルの資本がデジタル資産財務への移行の始まりにいる。BNBはこの波の勝者になる立場にあり、BNCの役割は透明性、規律、規模感を持って機関投資家をそのエコシステムに導くことだ」と述べた。
BNBは9月に入り強いパフォーマンスを見せており、月間最高平均価格を記録し、史上最高値から2%圏内で推移している。現在、デイリーアクティブユーザー数と分散型取引量で第1位のブロックチェーンとなり、120億ドル超の総預かり資産(TVL)、デフレ供給モデル、深いDeFi統合を誇る。

CEAインダストリーズは分散型デジタル資産財務とは対照的に、単一資産への集中戦略を採用。BNBのみに集中することで、ネットワーク効果の獲得、オンチェーン利回り戦略への参加、BNBエコシステムの長期成長との直接的な連携を可能にしている。同社の完全な財務計画が実行されれば、BNB保有量は12.5億ドルを超える可能性がある。