カルダノ創設者、リップルCEOとの対話を公表──過去の対立を超え協力へ

shoko-koyama
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Cardano(カルダノ)創設者のチャールズ・ホスキンソン氏が1日に配信したライブストリーミングで、「Ripple(リップル)」のCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏との対話について言及し、暗号通貨(仮想通貨)エコシステム間の協調可能性を示唆した。

仮想通貨業界の成熟と連携の必要性を強調

ホスキンソン氏によると、両者はワイオミング州ジャクソンで開催されたソルト・カンファレンスにおける連邦準備制度理事会(FRB)のラウンドテーブルディスカッションで同席した。「なぜか非常にうまくやり取りができ、『もっと話し合う必要がある』という結論に達した」とホスキンソン氏は述べている。

この交流は、過去にエコシステム間で存在していた対立を乗り越えた例として紹介された。ホスキンソン氏は「良好な関係を築き、今後も対話を続けることで一致した」と表現し、業界内での成熟した関係構築の重要性を強調した。

両者の関係改善の背景には、カルダノのプライバシーチェーンプロジェクトであるMidnight(ミッドナイト)のエアドロップが関係している。このエアドロップはビットコインイーサリアムソラナ、アバランチ、そして特にXRPホルダーにも提供され、エコシステム間の相互協力の象徴となった。

ホスキンソン氏は配信の中で、仮想通貨業界における「大人の会話」の必要性を強調し、過去の相違点を乗り越えて協力することの重要性を訴えた。「意見が食い違っても、別のテーマでは合意し、友好的な関係を築ける」と述べ、建設的な関係構築への転換を促している。

この対話が具体的な技術的協力や事業提携につながるかは明らかではないが、業界リーダー間の対話が増加していることは、仮想通貨エコシステム全体の成熟と発展にとって肯定的な兆候とみられる。両者の今後の協議内容や具体的な協力計画については、追加の発表が待たれる状況だ。

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仮想通貨歴5年。ニュース記者歴3年。常に仮想通貨ニュースを追う。情報ソースを追究し正しい情報をわかりやすく伝えることに努めている。仮想通貨は下落するたび買い増すタイプで、主にステーキングで資産運用中。
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