ビットコイン(BTC):10月28日分析ポイント
- 日足短期HMAで上昇が止められるも「強気目線」継続
- 日足レベルで上昇の押し目の終盤と推測できるチャート配置
- 日足短期HMAを価格が上抜けすれば本格的な上昇を期待できる
ビットコイン(BTC)は昨日短期で上昇に移行するも日足短期HMAで上昇を止められ、現在は67,890.56ドル付近を推移している。現在価格付近は日足レベルで上昇の押し目の終盤と推測できるため、今後日足短期HMAを価格が上抜けすれば大きな上昇が期待できる相場状態だ。
今回の分析では短・中期的な目線で価格動向を探り、直近のエントリーポイントを予測する。
使用インジケーター
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫
ビットコイン(BTC)価格分析
1時間足チャート

昨日22:00ごろから上昇に転じたビットコインは、本日早朝に日足短期HMA付近で反発し下落している。しかし、相場は短・中・長期共に「強気相場」と判断できるチャート配置のため、現在の下落は1時間足レベルの上昇の押し目と推測できる。
また、現在価格付近は日足レベルの上昇の押し目の終盤と判断できることから、今後1時間足中期HMA、4時間足長期HMA付近で上昇に転じ、日足長期HMAを上抜けする動きを見せれば、本格的な上昇が開始したと判断でき、短期は4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近までの上昇が期待できるだろう。
なお、ある程度リスクを許容できる場合は、過去何度も転換の起点となっている4時間足長期HMAからの反発を狙った「買い」も検討できる相場だ。
本日のエントリーポイント、利確・損切り位置
ロング(パターン1)

- エントリーポイント:
4時間足長期HMA付近で反発し、1時間足で陽線が確定 - 利確目安:
4時間足ボリンジャーバンド付近(69,320.65ドル付近) - 損切り:
67,537.87ドル付近
※日足短期HMAで反発し、下位足で上昇のダウ理論が崩れた場合は早期利確を検討
ロング(パターン2)

- エントリーポイント:
- 日足短期HMAを価格が上抜け
- 1時間足もしくは15分足で上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:
4時間足ボリンジャーバンド付近(69,320.65ドル付近) - 損切り:
エントリー時点での直近安値
ショート
短・中期共にエントリーポイントなし
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