Bitget、コアチームが保有する1兆円以上のBGBをバーン|総供給量の40%

JinaCoin編集部
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1兆円規模の供給削減と活用拡大で、BGBの市場価値向上を目指す

暗号資産(仮想通貨)取引所「Bitget(ビットゲット)」は27日、同取引所のプラットフォームトークンである「BGB」のホワイトペーパーを更新し、コアチームが保有する8億BGBをバーンする計画を明らかにした。これは総供給量の40%に相当し、その価値は67億ドル(約1兆円)を超える。

これにより、BGBの総供給量は20億BGBから12億BGBへと大幅に削減される。この措置によって、すべてのBGBが流通市場に出回ることとなり、トークンの希少性と価値の向上が期待される。

さらに、ビットゲットは2025年から、四半期ごとに取引所およびウォレットビジネスから得られる利益の20%を活用し、BGBの買い戻しとバーンを行う計画を示した。この利益には、ビットゲットの現物取引や先物取引の手数料、Bitget Wallet(ビットゲット・ウォレット)のスワップ、先物取引、NFT取引手数料、その他の収益が含まれる。

買い戻したBGBはバーン専用アドレスに送信され、透明性を確保するためにオンチェーン記録が公開される。この仕組みにより、BGBの供給量をさらに減らし、トークンの希少性を強化するとともに、保有者に対する信頼性を向上させる狙いがある。

BGBの将来計画

ビットゲットは、BGBの有用性を向上させるため、オフチェーンからオンチェーンへのアプリケーション拡大を目指しており、今回公開されたホワイトペーパーでは、以下の3つの分野に焦点を当てていることが明らかになった。

1. オンチェーンのユースケース

BGBは主要なパブリックチェーンやDeFiエコシステムに統合されることで、分散型取引の流動性向上やステーキングによる利益獲得が可能になる。また、BGB保有者は新規プロジェクトのエアドロップを受け取る資格を得られるほか、ビットゲット・ウォレットでガス料金の支払いにも活用できる。

2. PayFiアプリケーション

BGBはBitget Pay(ビットゲット・ペイ)やBitget Card(ビットゲット・カード)と連携し、食事やショッピングなどの日常的な支払いに利用可能になる。一部の店舗ではBGB決済で割引が提供されるほか、一定額の保有者には手数料の割引や高級サービスへのアクセスといったプレミアム特典が付与される。

3. プラットフォームでのメリット

BGB保有者は、取引手数料や貸出金利の割引を受けられるほか、保有量に応じたVIPステータスの向上により追加特典を得られる。また、新規プロジェクトへの参加やトークン報酬の獲得が可能になるなど、エコシステム全体で多くのメリットが享受できる。

BGBの供給量削減や多彩な活用計画は、トークンの価値向上とビットゲット・エコシステムの成長を目指す重要な一歩といえる。この戦略が市場全体にどのような変化をもたらすか、今後の動向が注目される。

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SOURCES:Bitget
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