仏当局、DeFiの入り口に審査を提案──カルダノ財団は独自規制に反対

仏当局、DeFiの入り口に審査を提案──カルダノ財団は独自規制に反対
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
水澤 誉往
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Highlights
  • 仏当局とカルダノ財団、21日にMiCA見直しをめぐる意見をそれぞれ公表
  • 仏当局は、DeFiへの入り口を提供する事業者に、接続先の審査と継続的な監視を課すよう提案
  • カルダノ財団は、DeFiやステーキングに独立した新しい規制の枠組みを設けることに反対

フランスの金融市場庁(AMF)など4つの当局は21日、EUの暗号資産(仮想通貨)規制であるMiCA(暗号資産市場規則)の見直しに向けた欧州委員会の意見募集への共同の回答を公表した。分散型金融(DeFi)については、顧客をDeFiにつなぐ暗号資産サービス事業者(CASP)に、接続先の審査と継続的な監視を求めた。同じ意見募集をめぐり、カルダノ財団は同日、DeFiやステーキングに独立した新しい規制の枠組みを設けることに反対する意見を明らかにした。

仏当局、DeFiへの入り口に審査と監視を求める

回答は、AMF、仏経済・財務省の国庫総局、フランス銀行、健全性監督破綻処理機構(ACPR)の4者がまとめた。4者は、イノベーションを促し、欧州の金融セクターの競争力を高めつつ、投資家保護や金融の安定、EUの通貨主権を強める枠組みを求めるとしている。

DeFiについては、顧客の保護が警告にとどまらないことを条件に、CASPが本当に分散化したDeFiへの入り口を提供することを認めた。柱に挙げたのは、CASPによる審査と継続的な監視、プロトコルやスマートコントラクトの事前の認証、入り口を提供したCASPが顧客に生じた一定の事故に負う責任の3つだ。

規模やリスクに応じた枠組みとし、MiCA上の重要なCASP(規模の大きい事業者)には全面的に適用すべきだという。

4者は、CASPが接続の前に、そのプロトコルが本当に分散化していて規制逃れのために作られていないかを確かめるよう求めた。リスクが受け入れられない場合は、入り口を制限・停止すべきだとしている。

完全に分散化したDeFiについては、特定できる個人やグループが実際に支配していないプロトコルに、CASPの完全な免許を求めるのではなく、主に規制を受けた入り口を通じてリスクに対応する考えを示した。

4者はまた、CASPが提供・仲介するステーキングや貸し借りなど、利回りを生む活動の扱いをはっきりさせ、必要に応じて規制すべきだとした。

国内でも、金融庁がDeFiや分散型取引所(DEX)も扱う研究会を20日に再び開いている。

カルダノ財団、DeFi・ステーキングに独自の規制枠組みは不要

カルダノ財団は21日のブログで、9月30日に欧州委員会へ意見を出したと明らかにした。規制は技術ではなく、活動の中身や担う機能、生じるリスクに沿うべきだと主張している。

財団は、MiCAの対象を広げることや、DeFiやステーキングなどに独立した新しい規制の枠組みを設けることに反対した。規制は、資産や取引を実際に支配し、規制対象の機能を担う特定できる人に向けるべきだとしている。

カルダノADAADAでは、保有者が資産を預けたりロックしたりせずにステークを委任できる。財団は、こうした仕組みへの直接の参加と、資産を預かったり裁量で運用したりする仲介型のステーキングサービスは分けて扱うよう主張した。

財団は「ルールが増えても、より良い規制になるとは限らない」と述べている。

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株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
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