エアロドロームとベロドロームが統合──新DEX「エアロ」が7ネットワークで稼働開始

エアロドロームとベロドロームが統合──新DEX「エアロ」が7ネットワークで稼働開始
Aero公式サイトより引用
ヤマダケイスケ
3 Min Read
Highlights
  • 22日、エアロドロームとベロドロームを統合した新DEX「エアロ」が稼働開始
  • ベースやイーサリアムなど7ネットワークへ展開、クロスチェーンスワップや流動性提供に対応
  • AEROとVELOの旧トークンは新AEROへ、ロック済みトークンはsAEROへ移行

分散型取引所(DEX)のエアロドロームとベロドロームを統合した新DEX・エアロ(Aero)は22日、正式に稼働開始を発表した。エアロは暗号資産(仮想通貨)取引に加え、トークン発行者が新たな市場に流動性を集める仕組みを備えている。

クロスチェーン取引対応、AIエージェント連携も導入

エアロは、エアロドロームの拠点だったベースとベロドロームのOPメインネットに加え、イーサリアム、アービトラム、インク、アーク、ロビンフッド・チェーンの計7ネットワークに展開する。

公式アプリでは、すでにスワップ機能や流動性プールへの資産の預け入れに対応している。各チェーンのプールはひとつの流動性ネットワークでつながっており、別のチェーンからの注文にも応じる設計だ。

クロスチェーン取引向けには、チェーン間のブリッジとスワップを1回の操作で完了させる「Metaswaps」を導入。また、流動性プールには価格変動に応じて取引手数料を動的に調整する「Slipstream V3」が採用されている。

公式アプリのみならず、AIエージェントやアグリゲーターによる取引機能にも対応する。エアロによれば、これらは外部APIを介さず、オンチェーンのコントラクトに直接接続して取引を実行できるという。

旧トークンの移行条件と旧DEXの扱い

新DEXへの移行に合わせ、両DEXの旧サイトにはトークン保有者向けの窓口が開設された。公式の移行案内によると、旧AERO(AEROAERO)とVELO(velodrome-financevelodrome-finance)は新AEROへ、ロック済みの保有分はステーク済みのsAEROへ移行。ロック済みのveVELOは、移行によりOPメインネットからベース上のsAEROへ変わる。

旧サービスでの保有分移行後交換比率
エアロドロームのAERO新AERO1対1
エアロドロームのロック済みveAEROsAERO1対1
ベロドロームのVELO新AERO1 VELO=0.044 AERO
ベロドロームのロック済みveVELOsAERO1 veVELO=0.044 sAERO
エアロのアップグレード案内と両DEXの移行ガイドをもとに作成(10月22日確認)

新AEROの供給はすべて、両DEXの既存トークン保有者に割り当てられる。エアロドローム側が94.5%、ベロドローム側が5.5%となっており、VELOの交換比率もこの配分をもとに決められている。

公式アプリ上では、新AEROのステーキング機能もすでに実装されている。新AEROをステークした利用者は、受け取ったsAEROを使って報酬を配分するプールを選べる。そのプールで生じた取引所収益については、配分を担った利用者に全額分配される仕組みだ。

一方、両DEXの旧サイトはトークンの移行手続きに使われるため当面残る。旧サービスでのトークン報酬の発行は停止しているが、サイトの終了時期については示されていない。

なお、ベロドロームはセロやフラクスタル、ソニューム、ユニチェーンで取引と流動性提供を続けるとしている。ただし、これらのネットワークでは従来のトークン報酬は提供しない方針だという。

関連:Base上のDeFi「エアロドローム」、TVL10億ドル突破し急成長

仮想通貨の最新情報を逃さない!GoogleニュースでJinaCoinをフォロー!

JinaCoinメルマガ開始
Share This Article
仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。
コメントはまだありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA