海外の暗号資産(仮想通貨)取引所MEXCは日本時間20日22時25分、ロシアとベラルーシの利用者へのサービスをやめると公式サイトで告知した。理由について、世界での法令順守を強める取り組みの一環としている。
国内では、金融庁が2023年3月と2024年11月、無登録で暗号資産交換業を行う者として、MEXC Global(MEXC)に警告書を出した。警告書の掲載の履歴は、JinaCoinの警告一覧で確かめられる。
金融庁の警告無登録業者
MEXC Global警告2回
- 警告書の掲載
- 2023年3月、2024年11月
- 所在地(当時)
- シンガポール共和国(海外)
- 国内の登録
- なし (金融庁の登録一覧 9月30日現在)
掲載内容は、金融庁が警告書を出した時点のもの。現在も同じ状況であることを示すものではありません。
警告した無登録業者の一覧で見る出典:金融庁の公表資料/JinaCoin 暗号資産の規制トラッカー
告知によると、対象の利用者には、ポジションの決済や資産の引き出しの期限と手続きを個別に通知する。通知を受け取っていない利用者の口座は影響を受けないという。告知自体には、期限の日付は書かれていない。
また、同社は個別のメッセージで支払いや認証情報、シードフレーズ(ウォレットを復元するための単語の列)、資産の移動を求めることはないとして、なりすましやフィッシングへの注意も呼びかけた。
MEXCはオランダの利用者向けのサービスも、欧州経済領域(EEA)の規制の動きを理由に、4回に分けて終える手続きを進めている。9月29日付で表示されている告知によると、最後の組は、協定世界時(UTC)10月24日0時(日本時間同日9時)から口座の機能が制限される。
