オンチェーン分析プラットフォーム「クリプトクオント」の認証済み執筆者であるDarkfost(ダークフォスト)氏は27日、X(旧ツイッター)に2本の投稿を公開した。暗号資産(仮想通貨)のアルトコイン市場で熱狂が広がる一方、最初の警戒サインが出ているとの分析で、オンチェーンデータはアルトコインがより重要な局面に入りつつある可能性を示しているという。
アルトコインの87%が200日線を上回る
同氏によると、イーサリアム(
ETH)を含むアルトコインの時価総額を示すTotal2には、6月以降で3,710億ドル(約58兆4,000億円)超が流入した。わずか数か月で45%増えた計算になる。
資金の流入は、個別銘柄の値動きにも表れている。
同氏が示したのは、バイナンスに上場するアルトコインのうち、主要なトレンド指標である200日移動平均線を下回って取引される銘柄の割合だ。8月には80%に達していたが、足元では13%まで低下した。
裏を返せば、バイナンス上場アルトコインの87%が200日線を上回っている。同氏はこれを、87%の銘柄が従来のトレンドを反転させ、強気のモメンタムに入ったと説明した。
この変化について同氏は、アルトコイン全体に熱狂が広がりつつある表れとみる。ただし歴史的に、こうした動きは持続せず、いずれ勢いを失ってきたとも指摘した。
取引所への入金は2025年10月以来の水準
同氏は2本目の投稿で、取引所へのアルトコインの入金が、前回の相場の天井となった2025年10月以来の水準に達していると報告した。入金トランザクション数の週平均は以下のとおりだ。
| 取引所 | 入金トランザクション数(週平均) |
|---|---|
| バイナンス | 2万2,700件超 |
| コインベース | 8,300件 |
| その他の取引所 | 約3万2,000件 |
もっとも、この入金の規模は前回の強気サイクル初期と比べれば控えめだという。

それでも同氏は、これらのシグナルは注視に値するとした。Total2のRSIで弱気ダイバージェンスが現れ始めた時期と重なっているためで、アルトコインの勢いが衰え始めている可能性を示す別の兆候だと位置づけている。
同氏は14日の投稿では、ビットコインの資金調達率をもとに、先物市場で楽観が積み上がりつつあるとの分析を示していた。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=157.4円)



