イーサリアムL2「Optimism」、取引件数でArbitrumを超える

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目次

イーサリアムレイヤー2チェーン「Optimism(オプティミズム)」、1日あたりのトランザクション件数とアクティブアドレス数で競合チェーン「Arbitrum(アービトラム)」を超える

イーサリアムレイヤー2チェーン「Optimism(オプティミズム)」が、1日あたりのトランザクション件数とアクティブアドレス数で、競合チェーン「Arbitrum(アービトラム)」を上回ったと米大手仮想通貨メディア「Blockworks」が報じた。

The flippening no one is talking about 👀 

Optimism overtakes Arbitrum for Daily Active Addresses and Transactions per day. Very interesting

Westie氏ツイッター

誰も話題にしていない快挙 👀
Optimismは、1日あたりのアクティブアドレスとトランザクション件数でArbitrumを上回りました。きわめて興味深いです。

Blockworks社のリサーチ部門「Blockworks Research」がまとめたデータによると、Optimism、Arbitrumともに、一日あたりのアクティブユーザー数は過去数か月間増加し続けている。一方、イーサリアムチェーンはわずかに下落傾向にある。

シンガポール発のブロックチェーン分析プラットフォーム「Nansen」データジャーナリストであるMartin Lee氏は、Blockworksに対し以下のコメントを残した。

​DeFi protocols GMX for example is one of the key protocols driving Arbitrum’s active users and transactions, (…) Sushiswap’s activity on Arbitrum is seeing an increase as well due to the recent spike and revival of MAGIC

Blockworks

たとえば、GMXのようなDeFiプロトコルは、Arbitrumのアクティブユーザー数とトランザクション件数の増加に一役買っている主要なプロトコルです。(中略) Arbitrum版Sushiswap(スシスワップ)の利用も活発になっています。これは、ゲーム関連トークン「MAGIC」の高騰と回復によるものと思われます。

関連:GMXとは?DEX(分散型取引所)の安全性や特徴を徹底解説!
関連:Sushiスワップ、トークノミクス刷新へ

以下、各ブロックチェーンの最新データ(1月10日分)である。

OptimismArbitrumEthereum
トランザクション件数(1日)597,023542,1801,061,055
アクティブウォレット数(1日)61,77956,555
TVL23億3千万ドル12億7千万ドル246億7千万ドル
参考:https://dune.com/queries/1617367/2719802L2BEAT

関連:分散型金融DeFi(ディーファイ)とは?初心者にもわかりやすく解説します。

参考文献

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この記事を書いた人

斎藤 俊介のアバター 斎藤 俊介 ライター・ディレクター

2021年に下位アルトコインのノード運用とNFT投資から仮想通貨の世界に入り、2022年より暗号資産(仮想通貨)ライター職に従事。2022年11月からJinaCoinに参加し、現在ライター・ディレクターを兼務。ブルーチップNFT「MAYC」のホルダーになるのが目標。

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