ステーブルコイン最大手テザーは5日、グローバル分散型トレジャリー・決済インフラを手がけるフィンテック企業Axiym(アクシム)への戦略的投資を発表した。
USDTの流動性を既存の決済インフラに直接埋め込む
Axiymは現在、140か国・70通貨をカバーする決済インフラをすでに実運用している。同社が開発する「Pay Now, Settle Later(PNSL)」は支払い実行と決済のタイミングを分離する後払い決済モデルで、クロスボーダー決済における資本効率と運用スピードを大幅に改善する仕組みである。
従来、決済会社がUSDTをクロスボーダー決済に使う場合、取引所などから別途調達する必要があった。Axiymはこの課題を解消し、既存の資金管理システムにUSDTを直接統合することで、外部調達なしにグローバル送金をほぼリアルタイムで実行できる仕組みを提供する。
アルドイーノ氏は「流動性へのアクセス障壁を取り除き、より効率的でスケーラブルな決済の普及を目指す」と述べた。Axiym創業者兼CEOのキバール・ラスール氏も「デジタル資産は実際の決済フローに組み込まれてこそ、真のスケールを実現できる」と強調している。
テザーは同日、スマート睡眠テック企業エイトスリープへの5,000万ドル出資も発表しており、暗号資産業界にとどまらない積極的な投資姿勢が際立つ。
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