マイケル・セイラー氏率いる米ビットコイン投資企業ストラテジー(旧マイクロストラテジー、MSTR)は2日、2月23日から3月1日の期間に3,015 BTCを約2億410万ドル(約321億円)で追加購入したと発表した。これにより、同社のビットコイン保有総量は720,737 BTCに達し、時価評価額は約7.4兆円にのぼる。
取得単価は約1,066万円、平均コストとの乖離が拡大
今回の購入単価は1 BTCあたり約67,700ドル(約1,066万円)。累計の平均取得単価は1 BTCあたり約75,985ドル(約1,196万円)となっており、現在の市場価格との差は約9,985ドルに達している。
今回の購入資金は、ATM(随時売出)プログラムを通じた株式売却で調達した。内訳はクラスA普通株式(MSTR)1,730,563株・約2億2,990万ドル(約362億円)、変動利率優先株式(STRC)71,590株・約710万ドル(約11億円)で、合計純手取額は約2億3,710万ドル(約373億円)にのぼる。STRF・STRK・STRDの3銘柄については同期間中の売却実績はなかった。
3月1日時点の残余発行枠は以下のとおりで、今後も同様の手法で購入を継続する余力がある。
- STRK:約203.3億ドル(約3兆1,999億円)
- クラスA普通株式(MSTR):約76.1億ドル(約1兆1,978億円)
- STRD:約40.1億ドル(約6,312億円)
- STRC:約35.4億ドル(約5,572億円)
- STRF:約16.2億ドル(約2,550億円)
ビットコイン
BTC購入履歴をリアルタイムで追跡する「Saylortracker.com」によると、現在の含み損は約73億ドル(約1.1兆円)に達している。前回報告(2月23日時点)の約71億ドルから拡大した。
併せて同社は、STRC優先株式の年間配当率を11.25%から11.50%へ引き上げると発表。STRF・STRK・STRD・STRCの各優先株式に対する現金配当も宣言しており、支払日はいずれも2026年3月31日を予定している。
今回は週次購入として10週連続となる。株式売却でビットコインを買い増す手法を一貫して継続しており、残余発行枠を温存しつつ積み上げを続ける姿勢に変わりはない。




