ロバート・キヨサキ氏、10万ドル超えまでビットコイン購入を続けると発言

ヤマダケイスケ
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購入意思を見せつつも、ビットコイン投資家に対して警鐘を鳴らす

アメリカの投資家ロバート・キヨサキ氏は12日、自身の公式Xで「10万ドルを超えるまでビットコインを買い続ける」と明言。暗号資産(仮想通貨)界隈で大きな反響を呼んでいる。

キヨサキ氏はこれまでにも度々ビットコインについて言及しており、ビットコイン推進派の投資家としても知られている。過去にはビットコイン価格が2025年までに50万ドル、2030年には100万ドルに達するという大胆な予測を展開。さらには、世界経済の要である米ドルを「ゴミ」と称し、ビットコインをはじめとした仮想通貨や貴金属への投資を勧める投稿なども行っている。

今回のキヨサキ氏の明言は、投資家たちのビットコインの買い増しを助長する可能性が考えられる。しかし、同投稿内でキヨサキ氏はビットコインの過去最高値の更新を喜びつつも、自身のフォロワーに対して今後のビットコイン投資に警鐘を鳴らした。

キヨサキ氏は市場の加熱を考慮できず、それでもビットコインを買い増す投資家を豚に例え、「豚は肥え、豚は屠殺される」と発言。これはつまり、高値で買い込んでしまった投資家が大きな損失を出してしまうことを意味している。投稿の最後には「豚になるな」と付け加え、ビットコインの高騰に踊らされるのではなく、客観的に相場を判断して投資を行うよう提言した。

ビットコイン価格は執筆時点で、9万ドルを前に一旦抵抗される動きを見せている。ここから9万ドルを突破し、10万ドルに到達できるかは市場のみぞ知るところと言える。今回のキヨサキ氏の提言も頭の片隅におきながら、冷静な目線でビットコインの行く末を見届けたい。

ビットコインの現在価格
出典:CoinMarketCap

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情報ソース:ロバート・キヨサキ氏公式X / CoinMarketCap
アイキャッチ画像ロバート・キヨサキ氏公式X

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仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。
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