暗号資産業界のリストラは続く
ブロックチェーンデータプラットフォーム「Nansen(ナンセン)」CEOのAlex Svanevik氏は31日、従業員の30%を削減したと発表した。
CEOのAlex Svanevik氏にしよれば、同社がリストラに至ってしまったのは、あまりにも早く規模を拡大し、中核的な戦略とは関係のない分野の割合が増えてしまったことと、現在のコストベースが、現在の会社の立ち位置に対して高すぎるからだという。
CEOのAlex Svanevik氏は、次のように述べた。
「今週、私たちはナンセンチームの規模を縮小するという非常に難しい決定を発表しました。私たちが別れを告げる素晴らしい人々に、私は限りなく感謝しています。彼らは今後も素晴らしい成果を達成していくでしょう。私たちは、彼らに退職金とサポートを提供して、確実に軟着陸できるようにします。」
仮想通貨業界では、昨年のLUNAとFTXの崩壊により、レイオフが続いている。2023年に入ってからだけでも、CoinbaseやCrypto.com、Geminiなどがレイオフを行っている。
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Nansenは、様々ンブロックチェーンをNansen独自のデータベースで分析できるツールだ。豊富なデータベースもさることながら、クジラや著名企業など有名なウォレットアドレスにラベルや絵文字をつけて可視化する「Wallet Labels」も特徴的だ。また、Nansen独自のハイクオリティなリサーチやインサイトも読むことができる。詳しくは、以下の記事を参照してほしい。
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