決済インフラ企業のModern Treasury(モダン・トレジャリー)は24日、ソラナ財団が新たに立ち上げたソラナ・デベロッパー・プラットフォーム(SDP)の決済インフラパートナーとして選出されたことを明かした。
SDPの概要とモダン・トレジャリーが提供する機能
SDPは、ソラナ
SOLの高速かつ低コストな決済能力を維持しつつ、ブロックチェーン特有の複雑さを抽象化するAPI駆動型のプラットフォームで、以下の3つのコアモジュールで構成される。
- 発行:トークン化された預金、ステーブルコイン、現実資産(RWA)の発行・管理。
- 決済:法定通貨とステーブルコイン間の資金移動、オン・オフランプ、オンチェーン取引。
- 取引:デジタル資産の交換、財務口座の管理、オンチェーンでの外国為替取引。
これらのうち、モダン・トレジャリーは決済モジュールの立ち上げパートナーとして参画した。これにより、SDPを利用する企業は、以下の機能に単一のプラットフォームから直接アクセスすることが可能になる。
- 銀行口座インフラ
- 資金移動を追跡するリアルタイム台帳
- 組み込みのコンプライアンスと制御機能
- 米国の主要な決済レール(ACH、Wire、RTP、FedNow、push-to-card)への接続
モダン・トレジャリーの共同創設者兼CEOであるマット・マーカス氏は、「ソラナは毎日数千万件の取引をほぼ瞬時に決済しています。モダン・トレジャリーの決済ソフトウェアを統合することで、初日から強力な管理、信頼性、コンプライアンスを必要とする企業がそのインフラを利用できるように支援します」と述べた。さらに同氏は、マスターカード、ウエスタンユニオン、ワールドペイといった大手決済企業が早期から参加していることに触れ、「プログラマブルマネーに対する機関投資家の需要の高まりを示している」と語った。
ソラナ財団のデジタル資産製品責任者であるキャサリン・グー氏は、「金融機関やグローバル企業は、拡張性や運用の厳格さを犠牲にすることなく、ブロックチェーンのスピード、到達範囲、プログラマビリティを求めています」とコメント。モダン・トレジャリーが持つ深い専門知識を用いて「プログラマブルファイナンスを機関規模で利用可能にします」と抱負を語っている。
この提携により、機関投資家規模でのプログラマブル・ファイナンスの普及が加速することを期待したい。
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