三井住友カード、マイナカードでJPYC実証実験──専用アプリ不要で簡単決済

shoko-koyama
9 Min Read
Highlights
  • 三井住友カードとマイナウォレットが16日、マイナンバーカードを活用した日本円連動型ステーブルコインJPYC決済の連続実証実験プログラムを開始すると発表
  • 1月23日・24日に福岡市で第一弾の実証実験を実施、マイナンバーカードをウォレットとしてJPYCによるタッチ決済を実現
  • 三井住友カードのstera端末と公的個人認証を組み合わせ、専用アプリ不要の次世代決済体験を目指す

三井住友カード株式会社とマイナウォレット株式会社は16日、マイナンバーカードを活用した日本円連動型ステーブルコインJPYC決済の社会実装に向けた連続実証実験プログラムを共同で開始すると発表した。第一弾として、福岡市で23日・24日にバスケットボールの試合会場で実証実験を実施する。

マイナンバーカードをウォレットとして活用

本プログラムでは、マイナンバーカードをそのまま「ウォレット」として利用し、JPYCによるタッチ決済を、三井住友カードのstera端末上で実現する。専用アプリのインストールや複雑な操作を不要とし、「誰でも簡単に使える」ユーザー体験を重視する。

マイナウォレットは、マイナンバーカードを活用したデジタル資産ウォレット「マイナウォレット」「マイナペイ」を開発。本人確認には公的個人認証(JPKI)を組み込み、高い安全性と利便性の両立を目指している。三井住友カードは、次世代決済プラットフォーム「stera」を通じ、全国の加盟店にキャッシュレス決済インフラを展開している。

福岡市で第一弾の実証実験

第一弾の実証実験は、福岡市およびライジングゼファーフクオカ株式会社の協力のもと、23日・24日に開催されるホームゲームの会場(照葉積水ハウスアリーナ)で実施する。

実証実験では、マイナンバーカードを用いてユーザー登録した来場者にJPYCを付与し、会場の売店等でstera端末の画面上で金額を確認して、マイナンバーカードをかざし決済を実行する。裏側では、ブロックチェーン上でステーブルコイン残高の移転が実行される。

連続実証実験プログラムで展開拡大

両社は、単発の実証実験にとどまらず、複数地域・複数ユースケースでの連続的な実証実験プログラムとして設計。今後、スポーツ・エンタメ領域のイベント、商業施設・観光施設での利用、自治体と連携したデジタル地域通貨・給付金の配布、行政手続きや公共料金支払いにおける活用などのテーマで、順次実証実験フィールドを拡大していく。

各実証実験で得られたデータ、ユーザーフィードバックを踏まえ、ステーブルコイン決済の仕組みをブラッシュアップし、中期的なサービス化・国内展開を検討していく。

将来的には、海外利用者が保有するステーブルコイン(例:USDC等)をstera端末経由で日本国内の実店舗決済に利用可能とする、訪日外国人旅行客向けの決済スキームの検討も進める。中長期的には、マイナンバーカードを用いた国内居住者向け決済と、ステーブルコインを用いたインバウンド決済の両輪で、steraプラットフォーム上に次世代のデジタル決済インフラを構築していく。

関連:アステリア、日本円ステーブルコインJPYCと相互出資提携
関連:仮想通貨デビット(クレジット)カードおすすめランキングTOP9【2026年最新】

仮想通貨の最新情報を逃さない!GoogleニュースでJinaCoinをフォロー!

JinaCoinメルマガ開始
Share This Article
仮想通貨歴5年。ニュース記者歴3年。常に仮想通貨ニュースを追う。情報ソースを追究し正しい情報をわかりやすく伝えることに努めている。仮想通貨は下落するたび買い増すタイプで、主にステーキングで資産運用中。
コメントはまだありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA

厳選・注目記事

YouTube

あなたのプロジェクトを広めませんか?

JinaCoinでは、プレスリリースや記事広告、バナー広告など複数の広告を提供しています。詳しい内容は下記お問い合わせページよりご連絡ください。