- MEXCは日本語対応しており、サイトやアプリ、カスタマーサポートも日本語で利用可能。
- KYCなしで取引可能だが、一部のキャンペーン報酬の受け取りに制限がある。
- 金融庁からの警告を受けているが、日本人ユーザーも引き続き利用できる状態。
速報
2025年2月6日、MEXCを含む複数の海外仮想通貨取引所のアプリが、日本のAppStoreから突如削除されました。その後、2月12日には日本のGoogle Play Storeからも削除されました。
AppStoreから削除された仮想通貨取引所アプリ一覧
関連記事:Bybit、Bitgetら海外仮想通貨取引所、日本のApp Storeから突如消滅
ストアからアプリは削除されましたが、MEXCは現在も利用可能です。すでにダウンロード済みのアプリはそのまま利用できます。スマホのブラウザやPCからの利用もおすすめです。
2023年3月31日金融庁は、日本国居住者を相手方として、無登録で暗号資産交換業を行う者として「MEXC Global」(MEXC)に対し警告を行いました。
金融庁サイト→https://www.fsa.go.jp/policy/virtual_currency02/MEXCGlobal_keikokushiryo.pdf
2024年11月28日金融庁は、日本国居住者を相手方として、無登録で暗号資産交換業を行う者として「MEXC Global」(MEXC)に対し2回目の警告を行いました。
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MEXCの日本人利用は禁止されていない!禁止になる可能性は?
MEXC(エムイーエックスシー)は、シンプルで使いやすいユーザーインターフェースと、2,200種類以上という豊富な銘柄を取り扱っている海外の仮想通貨取引所です。大手海外取引所の一つとして知られていますが、「日本人でも問題なく利用できるの?」と不安に感じている方もいるかもしれません。
結論から言うと、MEXCが日本人の利用を禁止する可能性はかなり低いと考えられます。そう言える理由は大きく2つあります。
ここでは、MEXCの日本人利用が禁止になる可能性が低い理由の詳細と、今後「日本人の利用禁止が考えられるケース」について詳しく解説します。
現状は日本人利用を禁止していない

MEXCは2025年現在、日本人ユーザーの利用を禁止していません。新規口座の開設や本人確認(KYC)の申請、各種取引も問題なく行えます。
MEXCは日本人利用を規制するどころか、日本人ユーザーの取り込みに積極的です!
日本人ユーザーに向けたサービス提供
- プラットフォームが日本語に対応
- 日本人ユーザー限定キャンペーンの開催
- クレジットカードの日本円対応
MEXCは日本人向けのキャンペーンが特に充実している海外取引所です。口座開設を行うと最大8,000 USDT(約120万円)相当のボーナスがもらえる「新規登録キャンペーン」が常時開催中です。これは、他の取引所と比べても非常に豪華な内容といえるでしょう。
これらのサービス内容からも、MEXCが日本人ユーザーに優しい海外取引所であることがわかります。これからMEXCを利用したいという初心者の方でも、安心してサービスを使い始められるでしょう。
MEXC:現在開催中のボーナスキャンペーン一覧
口座開設ボーナスキャンペーン
- 【当サイト限定】最大70 USDT相当!新規登録キャンペーン(~5/31)
- 【最大8,000 USDT相当】タスクボーナス
- 【新規限定特典あり】DEX+ メガフェス第3弾 (~6/10)
- 【新規限定】最大APR100% USDCステーキング(~6/9)
- 【新規ユーザー限定】母の日ラッキースピン(~5/24)
入金ボーナスキャンペーン
- 先物新トークンイベント|GOONC および DUPE(~5/19)
- 人気先物チャレンジ|JELLYJELLY、ENA、PEOPLE、GODS、KAITO(~5/19)
- 先物新トークンイベント|USELESS、LAUNCHCOIN 、HASHAI(~5/18)
- 人気先物チャレンジ| FARTCOIN、 DEGEN、LINK、BROCCOLIF3B、TOSHI(~5/18)
- 【総額30,000ドル相当】Sonicスピンフェスタ(~5/27)
- 【人気先物チャレンジ】MEMEFI、KOMA、DOGE、EPT、ENA(~5/14)
- 【RABI再来】 23,000,000 RABI 山分けイベント(~5/23)
- 【1,640,000 HAIを山分け】HAI パーティー(~5/14)
- 【53,000 MNTCを山分け】MNTC パーティー(~6/3)
その他ボーナスキャンペーン
- 【Airdrop+】Privasea AI (PRAI) 上場記念|総額300,000 PRAI + 50,000 USDT(~5/23)
- 【Airdrop+】 Solana Name Service (SNS)上場記念|総額$30,000相当のSNS & 75,000 USDT(~5/22)
- 【Airdrop+】Reental (REENTAL)上場記念|総額100,000 USDT(~5/23)
- 【Airdrop+】Redacted (RDAC)上場記念|総額110,000 USDT(~5/23)
- 【Airdrop+】Doodles (DOOD) 上場記念| 50,000ドル相当の DOOD & 50,000 USDT(~5/18)
- 【Airdrop+】Boss Fighters (BFTOKEN) 上場記念 |1,500,000 BFTOKEN & 90,000 USDT(~5/16)
- 【Airdrop+】MYX Finance (MYX) 上場記念 |150,000 USDT(~5/16)
- 【Airdrop+】Space and Time(SXT) 上場記念 |264,000 SXT & 50,000 USDT(~5/16)
- 【Airdrop+】Obol (OBOL) 上場記念|89,000 USDT(~5/16)
- 【総額60,000 USDT&4XAUT(金)】ゴールデンウィーク大感謝祭!(~5/20)
日本人利用に違法性はない

MEXCを日本人が利用することに違法性はありません。金融庁の公式サイトでも、以下のように海外取引所の利用自体に違法性がないことが明記されています。
登録を受けない外国証券業者であっても、その取引相手が証券会社やその他金融機関等の場合、もしくは証券業者が「勧誘」及び「勧誘に類する行為」をすることなく国内居住者から注文を受ける場合は、国内居住者との取引をすることができます。
引用:金融庁公式サイト
登録を受けない外国証券業者であっても、その取引相手が証券会社やその他金融機関等の場合、もしくは証券業者が「勧誘」及び「勧誘に類する行為」をすることなく国内居住者から注文を受ける場合は、国内居住者との取引をすることができます。
金融庁は取引所に対して警告を行うことはできますが、日本人利用者に対する拘束力はありません。
国内取引所以上の高レバレッジで取引をしたとしても、利用者が金融庁から罰則を受ける心配はないため、安心してMEXCを利用できます。
MEXCを利用するかどうかは、利用者個人の判断に委ねられています。
日本人の利用禁止が考えられるケース

今後、日本人の利用禁止が考えられるケースは以下のとおりです。
日本人利用禁止の可能性があるケース
- 日本の仮想通貨規制が厳しくなる
- MEXCの運営方針が変わる
現時点では、MEXCは日本人ユーザーの利用を禁止していません。ただし、今後の状況によっては、利用に何らかの制限がかかる可能性もゼロではありません。たとえば、日本国内で仮想通貨に関する規制がさらに厳しくなれば、MEXC側でも対応が求められることが考えられます。
また、MEXCの運営方針が変わり、日本人ユーザーの利用が制限される可能性もないとは言い切れません。過去には、Binanceが日本法人を立ち上げたことで、グローバル版の利用ができなくなった例もあります。
とはいえ、金融庁の認可を受けることで、高レバレッジ取引や日本で未認可のアルトコインの取り扱いが難しくなります。MEXCにとっては強みを失うことになり、50万人以上とされる日本人ユーザーを手放すような選択は現実的ではないとも考えられます。
仮に日本人の利用が制限されるような事態になっても、事前に通知があるため、預けていた資金が突然なくなるような心配はありません。
MEXCが日本人利用禁止・違法だと思われてしまった3つの理由
日本人でも問題無く利用できる状態が続いているMEXCですが、なぜ「日本人の利用が禁止・違法」だと思われているのでしょうか。この誤った認識の背景には、主に以下のような理由があると考えられます。
以下で詳しく解説しているので、これらの理由からMEXC利用を不安に思っている方は安心してください!
金融庁から警告を受けているから

MEXCはシンガポールに拠点を置く取引所で、金融庁の許可を受けることなく日本人に対して営業を行っています。
そのため、2023年3月と2024年11月の2回にわたり、日本の金融庁から「無登録で暗号資産交換業を行う者」として警告を受けました。海外に拠点を置く取引所が国内ユーザーにサービスを提供するには、金融庁の認可が必要です。

この警告により「金融庁が警告している=日本人はMEXCを利用できない」という、誤った認識が広まってしまいました。しかし、金融庁はMEXCに対して警告を行えますが、日本人利用者の取引を直接的に禁止することはできません。
MEXCの利用は、最終的にユーザー個人の判断に委ねられています。
口座が凍結されたトラブルSNSで話題になったから

MEXCでは、一部のユーザーの口座が凍結されるトラブルが発生し、SNS上で話題となりました。この問題について、あるユーザーが「異常な利益」を上げた場合に、MEXCが口座を凍結・没収しているのではないかと推測しています。
SOU⚡️仮想通貨 / ビットコイン
@SOU_BTC
⚠️ MEXCの口座凍結疑惑に関して、MEXCは実質的にはB-book型のブローカーであり、PtoP取引所ではないために利益相反が起こり、口座凍結されているのではないかと告発する投稿Xより引用
- MEXCが上場させているアルトコインは小規模であり、実際の買い手と売り手を十分にマッチングさせることができない
- そのため、MEXC独自の流動性供給とマーケットメイカーを使って売買注文で市場を支えている
- これ自体には何の問題もないが、この状況で利益を得た場合、他のトレーダーから利益を得ているのではなく、MEXCから直接利益を得ることになる – つまりMEXCとユーザーの間で利益相反が起こる
- これが「異常な利益」を理由に口座凍結している理由であるとこの投稿では述べられている
- あくまでこの投稿ではそのように”推測”されているだけである点をご注意ください(DYOR)
しかし、これはあくまでも個人的な見解であり、MEXCが実際にこのような運営を行っているかどうかは確認されていません。口座凍結の真の理由は明らかになっておらず、MEXCからの公式な説明もありません。
ただし、このような推測がSNS上で拡散されたことで、「MEXCは信頼できない取引所なのでは」という印象を持つ人が増えた可能性があります。
結果的に、MEXCが日本人利用禁止や違法だと思われてしまう一因となったのかもしれません。
インドでMEXC利用が禁止されたから

2023年12月、インド政府はMEXCやBybit、Binanceなどを含む9つの海外仮想通貨取引所に対して、国内からのアクセスを遮断すると発表しました。さらに、2024年1月にはこれらの取引所のアプリがインドのApp Storeから削除されるなど、規制の動きが本格化しています。
SOU⚡️仮想通貨 / ビットコイン
@SOU_BTC
✅ インドは下記の9つの取引所に対し、ライセンス登録されておらず、反マネーロンダリング(AML)およびテロ資金供与対策(CFT)の枠組みに該当するとして、URLをブロックするよう警告を発したXより引用
- Binance
- Kucoin
- Huobi
- Kraken
- Gate
- Bittrex
- Bitstamp
- MEXC
- Bitfinex
インドでMEXCなどが利用禁止になった理由は、現地のマネーロンダリング防止法に従わず、違法に運営していたとされたためです。このニュースは日本国内でも話題になり、「MEXCって大丈夫なの?」と不安を感じた方もいるかもしれません。
ただし、インドでの禁止措置が、そのまま日本における違法性を意味するわけではありません。
MEXCの日本人利用については、引き続き日本の法規制に照らして個別に判断する必要があるでしょう。
MEXCを日本人が利用するメリット
MEXCは世界中のユーザーから支持されている取引所ですが、日本人ユーザーにとっても、以下のようなメリットがあります。
国内取引所では購入できない仮想通貨銘柄を購入できる

MEXCでは、国内取引所では購入できないさまざまな仮想通貨銘柄を購入できます。仮想通貨情報サイトCoinGeckoによれば、2025年時点の銘柄数はなんと2,200種類以上。
よほどマイナーな通貨でない限り、ほぼすべての仮想通貨を購入できることがMEXCの大きなメリットです。
NFTゲームやメタバースゲームをプレイする方や、DeFi運用を考えている方におすすめの取引所です。
新規通貨がいち早く上場する

MEXCでは、他の取引所に先駆けて新しい仮想通貨が上場するケースが多いです。早い段階から有望な銘柄に投資できるチャンスがあるので、大きな利益を狙うことも可能です。
ただし、新規通貨は価格変動が大きいことが多いため、リスクをしっかりと理解して取引を行う必要があります。
MEXCでは新規通貨の上場方法として「MEXC Kickstarter」を開催しています。「MEXC Kickstarter」の最新情報は「MEXC口座開設ボーナスキャンペーン」の記事で紹介しているので、定期的にチェックしてみてください。
日本語でのサポートが受けられる

MEXCでは、日本人が安心して利用できるよう、公式サイトが日本語に対応しています。オンラインチャットやメールでの問い合わせも日本語で行えるため、使い方の疑問やキャンペーン内容などについても、丁寧にサポートしてもらえます。
さらに、MEXCではこれまで一度もハッキング被害が報告されていません。顧客の資産は、インターネットから切り離されたコールドウォレットで管理されており、セキュリティ面でも高い信頼性があります。
そのため、国内取引所を主に使っていた方でも、MEXCなら安心して乗り換えや併用ができる環境が整っています。
KYC認証なしで取引が可能

MEXCでは、KYC(本人確認)を行わなくても仮想通貨の取引が可能です。個人情報を提供せずに仮想通貨の売買ができるため、プライバシーを重視するユーザーにとっては大きなメリットだと言えるでしょう。
KYCの認証レベルに応じて、出金限度額は以下のように設定されています。
KYC認証レベル | 出金限度額 |
---|---|
本人確認なし | 50 BTC |
レベル1 | 80 BTC |
レベル2 | 200 BTC |
KYC認証をしていなくても50 BTC(約5億円相当)の出金が可能なので、個人利用であれば基本的に不自由はありません。
ただし、KYC未認証のアカウントでは一部のキャンペーン報酬を受け取れないなどの制限もあるため、基本的にはKYCまで済ませておくのがおすすめです。
MEXCでは日替わりでさまざまなキャンペーンが行われているため、お得に取引を楽しみたい方は、KYC認証を済ませておくと安心です。
最大レバレッジ200倍まで対応

MEXCでは、先物取引で最大200倍までレバレッジをかけることができます。少ない資金でも大きな取引ができるのが大きなメリットです。
海外の仮想通貨取引所では、一般的に最大レバレッジは100倍〜150倍程度ですが、MEXCはそれを上回る200倍を提供しており、特に高いレバレッジ取引を求める方には魅力的な選択肢です。
一方、日本国内の取引所では法律により最大2倍までと制限されているため、自由にレバレッジを設定したい人にとっては、海外の取引所のほうが使いやすいと言えるでしょう。
ただし、レバレッジを高く設定すると損失も大きくなるリスクがあるため、自分のリスク許容度をしっかりと理解し、無理のない範囲で取引を行うことが重要です。
初心者は、まずは低めのレバレッジから始め、徐々に取引に慣れていくことをおすすめします。
クレジットカードで仮想通貨を購入できる

MEXCでは、VisaやMastercardを使って仮想通貨を直接購入することができます。国内取引所で仮想通貨を購入してからMEXCに送金する手間が省けるため、日本人ユーザーにとっては便利なサービスです。
ただし、すべてのクレジットカードが使えるわけではありません。カード会社によっては、海外取引所での仮想通貨購入を制限している場合があります。
さらに、MEXCでのカード決済は「BANXA(バンクサ)」という決済代行業者を通じて行われるため、対応ブランドや決済条件に制限がある点にも注意が必要です。

実際に試してみたところ、楽天カードでは決済できませんでしたが、セゾンカード(SEISON CARD)では利用可能でした。
そのため、特別な理由がない限り、仮想通貨を一度ウォレットに入金してからMEXCに送金する方法をおすすめします!
MEXCへの具体的な入金方法については「MEXCの入金方法」の記事で詳しく解説しています。
独自トークンMXの保有特典が豊富

MEXCは独自トークンMXを発行しており、保有すると以下のような特典が得られます。
MX保有特典
- 現物・先物取引手数料割引
- ローンチパッドへの参加
- キックスターターに参加して新規上場通貨への投票
1,000 MXトークンを15日間保有することで、現物取引手数料が無料になり、先物取引手数料の支払いにMXトークンを設定すると、20%の割引を受けられます。
また、上場前の通貨を優先的に購入できるローンチパッドや、通貨を上場するか決定する投票ができるキックスターターへの参加も可能です。
さらに、MEXCが発行する独自トークン「MXトークン」の価格も堅調に推移しています。2019年には1 MX=約15円だった価格が、2024年4月10日には過去最高値となる876円を記録。その後やや調整が入りましたが、2025年5月時点でも約393円と、長期的に見れば大きな成長を遂げています。
このような価格推移からも、MEXCの成長性とMXトークンの将来性がうかがえるでしょう。
MXトークンは投資先としても優秀です。
現在のMX価格
MEXCの口座開設方法
MEXCの口座開設は、以下の4ステップで完了します。以下の手順を参考に、ぜひ登録してみてください。
MEXCの口座開設手順
- MEXC公式サイトにアクセス
- メールアドレスとパスワードを設定
- パズルをスライドして認証を済ませる
- 届いた認証コードを入力する
上記はブラウザでの作業手順です。スマホを利用する方は、MEXCアプリをダウンロード後、設定を進めてください。
より詳しい口座開設方法は「MEXCの口座開設」の記事で画像つきで解説しているので、参考にしてください。
MEXCを日本人が利用するときの注意点
MEXCを利用していくうえで、日本人ユーザーが注意しておくべき点は以下の4つです。
注意点は「MEXCの日本人禁止」とは直接関係ありませんが、日本人が海外取引所を利用する際に知っておくべきことなので、一度読んでおいてください。
日本円でトレードできない

MEXCを利用する際、日本人ユーザーは日本円での直接取引ができないことに注意が必要です。国内取引所とは異なり、MEXCでは米ドル(USD)やUSDTなどのステーブルコインを使用して取引を行います。
そのため、まずは国内取引所で日本円を使って仮想通貨を購入して、MEXCに送金する必要があります。MEXCに送金した仮想通貨を、USDTやUSDCなどのステーブルコインに交換してから、各種取引を開始しましょう。
日本円での直接取引はできませんが、クレジットカードを利用すれば、日本円で仮想通貨を購入することが可能です。
国内取引所によってはMEXCへ直接送金できない
利用上のトラブルは原則自己責任

MEXCを利用するうえで発生したトラブルについては、原則として自己責任となります。MEXCは金融庁から認可を受けていない海外取引所であるため、日本の法制度や規制当局からの保護を受けられません。
例えば、MEXCがハッキング被害に遭い、ユーザーの資産が流出した場合でも、国内取引所のように返金対応は保証されません。
MEXCを利用する際は、こうしたリスクを十分に理解し、自己責任の下で取引を行う必要があります。
二段階認証を設定する、資金を長期間預けたままにしないなど、適切なリスク管理が必要です。
MEXCを装った詐欺サイトが多い

残念ながら、MEXCの名前を悪用した偽のウェブサイトや、偽のSNSアカウントが多数存在します。ユーザーが偽サイトでログイン情報を入力してしまうと、アカウント情報を盗まれ資産を引き出されてしまうので注意が必要です。
偽サイトでの被害を防ぐために、MEXCではURLやSNSアカウントが公式により発行されたものかをチェックするMEXC検証サービスを提供しています。

疑わしいサイトやアカウントがあれば、まずはチェックしてみることで詐欺サイトの被害から資金を守れるので、積極的に利用してみてください。
使い方はMEXC検証ページでURLやアカウント名(@〇〇)などを入力して検索ボタンを押すだけです!
MEXCの基本情報
MEXCの基本情報
取引所名 | MEXC |
会社名 | MEXC Global Ltd. |
運営会社所在地 | シンガポール(本社)・拠点は各国 |
設立日 | 2018年 |
登録者数 | 3,600万人以上 |
取引銘柄数 | 現物での取扱は2,500種以上 |
取引手数料 | 現物メイカー & テイカー手数料率 0.1% 先物メイカー手数料率 0%、テイカー手数料率 0.02% |
対応している言語 | 日本語・英語・韓国語・その他 全9ヶ国語に対応 |
MEXCは2018年にサービスを開始した海外仮想通貨取引所です。拠点はシンガポールにあり、当初は「MXC」という名称でしたが「MEXC Global」に名称を変えて運営しています。
カナダ、オーストラリア、エストニア、米国など複数国で金融ライセンスを取得しており、国際的にも信頼性の高い取引所です。また、2021年10月にドバイで開催された「Crypto Expo Dubai」では、アジアで最も優れた取引所として「Best Crypto Exchange Asia」を受賞し評価も高まっています。
取扱通貨の多さや、多様な言語への対応などで、ユーザー数は3,600万人を超えており世界でもトップクラスの仮想通貨取引所です。そんなMEXCのメリット・デメリットは以下のとおりです。
MEXCのメリット
- 信頼性・安全性を確保している
- 最大レバレッジ200倍で取引可能
- 取引手数料が安い
- 有望プロジェクトの上場が早い
- 取扱銘柄が非常に多い
- 独自トークンのMXを発行している
- スマホアプリでも取引可能
MEXCのデメリット
- 日本円で直接入金不可
MEXCは、将来性の高い仮想通貨を他の取引所よりも早く上場する傾向があります。たとえば、人気のミームコイン「SHIB(柴犬コイン)」は、世界最大手のバイナンスでは2021年5月に上場しましたが、MEXCではそれより1ヶ月早い2021年4月に取り扱いを開始していました。当時のSHIBは、バイナンス上場時と比べて約110分の1の価格だったため、いち早く購入できたユーザーは大きな利益を得るチャンスがあったことになります。さらに、MEXCは上場審査が比較的厳しいことで知られており、怪しいプロジェクトや詐欺コインが上場されにくいという安心感も魅力のひとつです。
MEXCでは、独自の「MXトークン」を発行しており、保有していると取引手数料が20%割引になるなど、さまざまな特典を受けられます。時価総額としてはそれほど大きくないものの、MEXCを頻繁に利用する人にとっては非常にお得なトークンと言えるでしょう。
一方で、MEXCを利用する際の注意点もあります。MEXCを含む多くの海外取引所では、日本円での直接入金や仮想通貨購入ができません。そのため、まずは国内の取引所でイーサリアム(ETH)やリップル(XRP)などを購入し、それをMEXCに送金する必要があります。また、MEXCではクレジットカードで仮想通貨を購入することも可能ですが、決済手数料がやや割高なため、頻繁に取引する場合は注意が必要です。
MEXCの日本人利用に関するよくある質問(Q&A)
最後に、MEXCの日本人利用でよくある質問について回答します。
はい、MEXCは安全性の高い取引所です。
カナダやオーストラリアなどで金融ライセンスを取得しており、信頼性が確保されています。さらに、二段階認証などのセキュリティ対策も整っているため、推奨設定を行えば安心して利用できます。
一部のユーザーが「口座凍結された」とSNSで報告したことが原因です。
特に、あるユーザーが「アルトコイン取引で大きな利益を出したことが理由」と投稿したことで、不安が広まりました。
ただし、これはあくまで本人の推測に過ぎず、MEXC側も公式に理由を明かしていません。現時点で信頼できる証拠はなく、全体として「やばい」と断定するには根拠が弱いと言えます。
いいえ、MEXCは2025年5月現在、日本法人を設立していません。
日本法人を設立するためには、金融庁から認可を受ける必要があります。MEXCが日本の法令に完全に準拠しない限り、日本法人を設立する可能性は低いと考えられるでしょう。
MEXCでは、確定申告に必要な取引履歴をCSV形式でダウンロードできます。
取引履歴のダウンロード方法は、ウォレットメニューの「取引履歴」から任意の取引方法を選択し、「エクスポート」をクリックしてダウンロード設定を進めてください。
取引履歴のダウンロード方法

- 取引タイプを選択
- 期間を選択
- ファイルパスワードを設定
- メールアドレスを入力
- 「生成」をクリック
- 申請履歴の「ダウンロード」をクリック
※スマホアプリは取引履歴の閲覧のみで、ダウンロード非対応。
取引履歴は毎月9回まで、最大365日分のデータをダウンロード可能です!
MEXCはシンガポールに拠点をもつ海外の仮想通貨取引所です。
MEXCでは、以下のような場面で出金が停止されることがあります。
MEXCの出金停止ルール
- 通貨ペアのメンテナンス時
- クレジットカードで購入した仮想通貨は72時間出金制限
MEXCでは定期的に通貨ペアの入出金がメンテナンスのため停止されることがあります。通貨ペアの入出金メンテナンス情報は公式サイトの入出金の停止/停止ページにお知らせがあります。
また、クレジットカードで購入した資金は、マネーロンダリング防止のため72時間はMEXCから出金できません。
上記に当てはまらない場合は、チャットサポートから問い合わせてみましょう。
MEXCが金融庁のライセンスを取得する可能性は現時点では低いと考えられます。
日本の法令に準拠することで、MEXCの強みである以下のようなメリットがなくなってしまうからです。
金融庁の認可がないからこその強み
- 国内取引所を上回るレバレッジ倍率
- 国内で認可のない2,200種類以上のアルトコイン銘柄
- ゼロカットシステムによる追証リスクの排除
金融庁から認可を受けていない現状でも、MEXCは日本人が使いやすいサービスを提供しており、多くのユーザーを獲得しています。上記のメリットをなくしてまで、金融庁のライセンスを取得することは考えにくいでしょう。
ただしBinanceのように、将来的に日本人向けのサービスと切り離す可能性はゼロではありません。
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