- 短期上昇トレンドが終了。日足短期HMA下抜け確定なら505円付近までの下落を想定
- 505円のサポートを割らなければ、上昇の可能性を残す
- 短期ロングは日足短期HMA・4時間足一目均衡表雲下端突破が条件
メタプラネット(3350) チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 日足短期HMA及び4時間足一目均衡表雲下端を上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足長期HMA付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直下
昨日のメタプラネット株価は564円(日足短期HMA直上)付近から取引を開始し、一時的に反発したものの、最終的に日足短期HMAをわずかに割り込み574円で取引を終えた。
取引開始時点で1時間足中期HMAを割り込み、直近安値を下回っていたことに加え、当日の取引でその安値ライン(592円)を上抜けできなかったため、1時間足レベルでの上昇トレンドは終了している。また、日足短期HMAと1時間足一目均衡表の雲をともに割り込んでおり、今日の取引開始で574円を下回るようであれば、短期的には505円付近までの下落が想定される。
一方で、日足MACDは依然として上昇傾向にあり、価格下部には1時間足長期HMAおよび日足中期HMAが控えている。このため、これらのライン、特に505円付近のサポートを明確に下回らない限り、下落再開とは判断しづらい状況といえる。
だが、価格上部には4時間足一目均衡表の雲下端および4時間足長期HMAが迫っており、日足短期HMAを上抜け、さらに4時間足一目均衡表の雲下端を突破して雲内に入るまでは、短期的にもロングポジションを取るのは難しい展開と考えられる。逆に、1時間足レベルで上昇のダウ理論を成立させつつ、4時間足一目均衡表の雲下端を突破できれば、短期的には4時間足長期HMA付近までの上昇が期待できる。
中長期では、日足短期HMAを維持しながら4時間足長期HMAの突破、さらに日足一目均衡表の雲下端突破など、段階的に抵抗帯をクリアしていく局面ごとに短期上昇を狙う戦略が有効とみられる。ただし、下落圧力がやや弱まっているとはいえ、4時間足・日足レベルでは依然として下落リスクが残るため、短期で上昇を狙う際は急落リスクを考慮したポジション管理が必要だろう。
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関連:チャート分析ツール「トレーディングビュー」の使い方
- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7