分散型取引所(DEX)のハイパーリキッドは21日、無期限先物市場でトレーリングストップ注文の提供を開始したと公式Xで発表した。価格がポジションに有利な方向へ動くと発動価格が自動で追随し、指定した幅だけ反転した時点で成行注文を出す仕組みである。
最高値からの戻り幅で決済
同社のサポートドキュメントによると、ロングを決済する注文では、追跡開始後に記録したマーク価格の最高値を基準にする。そこから指定した戻り幅だけ下落すると、成行の売り注文が執行される。ショートの決済はその逆で、最安値からの上昇に反応する。
戻り幅は、価格の差か割合のどちらかで指定できる。発動価格が動くのは最高値や最安値を更新したときだけで、反転している間は変わらない。
たとえばマーク価格100でロングを持ち、戻り幅10で注文を置いた場合、価格が120まで上がると発動価格は110に引き上がる。その後110まで下げた時点で決済の売りが出る。
追跡を始める価格(開始価格)も任意で設定できる。指定しなければ、その時点のマーク価格から即座に追跡が始まる。
用途は決済に限らない。ドキュメントは、価格が100まで下がってから追跡を始め、その後の最安値から10戻したところでロングを新規に建てる例も示している。
ハイパーリキッドは18日にも、HYPEやBTCを担保にした借り入れ機能を稼働させている。
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