ハイパーリキッド・ストラテジーズ、最大47億円規模の自社株買いプログラム承認──HYPE保有拡大へ

水澤 誉往
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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

HYPEトークンの蓄積を通じて株主価値最大化を目指すデジタル資産トレジャリー企業のハイパーリキッド・ストラテジーズ(ナスダック:PURR)は8日、取締役会が最大3,000万ドル(約46.7億円)の普通株式自社株買いプログラムを承認したと発表した。プログラムは今後12カ月間実施され、株主価値の最大化を図る。

「株主価値最大化に全力」とCEO

デビッド・シャミスCEOは「トレジャリー戦略の規律ある実行を通じ、株主価値の最大化に全力で取り組む」と表明した。同社の主要目標は、ハイパーリキッド・エコシステムのネイティブトークンであるHYPEへの効率的なアクセスを投資家に提供することだ。

シャミスCEOは「手元資金を使い、株主の1株あたりHYPEエクスポージャーを増加させる」と説明。自社株買いにより発行済み株式数を減少させ、既存株主の実質的なHYPE保有量を増やす狙いがある。

株式の買い戻しは、市場価格や経済状況を考慮し、経営陣の裁量で決定される。買い戻し株式数の保証はなく、プログラムは事前通知なしに延長、一時停止、中止される可能性がある。

ハイパーリキッド・ストラテジーズは、HYPEトークンの蓄積を通じて株主価値を最大化するデジタル資産トレジャリー企業だ。ステーキングやイールド最適化を通じ、個人保有者では再現が難しい複利的なリターンの創出を目指す。同社はハイパーリキッドの急速な成長を活用し、最大規模のHYPE特化型トレジャリー企業への成長を目指している。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=155.8円)

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株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
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