イーサリアムのブロックスペース取引プラットフォームETHGas(イーサガス)は13日、ガバナンストークン「GWEI」を発表し、同時にエアドロップの詳細を発表した。
ヴィタリック氏提唱の「ガス先物市場」構想を実現
本発表は、同プロジェクトが2025年12月にポリチェーン・キャピタルやステーク・キャピタルらから1,200万ドル(約19億円)を調達した件に続く、新たな動きとなる。
イーサガスは、イーサリアムのブロックスペースを、あたかも「予約チケット」のように事前に確保・売買可能にするプロトコルだ。従来のような混雑時の価格競争(オークション)をなくし、開発者は将来の取引枠を固定価格で確保できる。これにより、ユーザーへのガス代負担をなくす「ガスレス体験」が大規模に実現可能となる。
GWEIの総供給量は100億枚に設定されており、配分比率はエコシステムが31%と最も多く、次いで投資家が27%、チームが22%となっている。その他、コミュニティに10%、財団に8%、アドバイザーに2%が割り当てられている。
エアドロップも実施
トークン立ち上げを記念し、コミュニティ向けエアドロップが実施される。対象者は、過去のガス代消費量に基づく「Proof of Pain」や、Xでの社会的貢献、コミュニティ活動の実績によって決定される。これまでの活動を包括的に評価し、真の貢献者を特定する方針だ。
エアドロップの適格性を決定する最終的なスナップショットは、日本時間の2026年1月19日9時に実施される。また、DiscordやTelegramでポイントを獲得しているユーザーは、1月15日9時(日本時間)までにダッシュボードでアカウント連携を完了させる必要がある。未連携の場合、ポイントは無効となるため注意が必要だ。
イーサガスが取り組む「ブロックスペースの予約」は、イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏も重要視する領域だ。同氏は昨年12月、ガス代高騰への対策として「オンチェーン・ガス先物市場」の必要性を提唱した。イーサガスはこの構想を具現化する存在であり、重要人物が注目する分野の筆頭として、今後の動向は要注目だ。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=159.1円)




