仮想通貨チャート分析
ビットコイン(BTC):短期は反発するも、押し目形成後長期的な下落となる予測

ビットコイン(BTC)は日足短期HMAを下抜け後、短期的な横ばい相場となっていたが、昨日(9日)三角持ち合い下限を下抜けし、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドまで大きく下落した。
現状4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド、日足ボリンジャーバンドロワーバンドに価格が到達しているため、現在価格付近で反発する可能性が高いが、下落の勢いが残っていた場合は78,089.67ドルまでの下落を考慮する必要がある。
今後、短期的には反発上昇の値動きとなるが、中長期では下降トレンドの押し目形成後、11月6日の上昇の起点ライン(73,656.33ドル付近)までの下落を視野に入れた戦略を立てる必要があると思われる。
イーサリアム(ETH):4時間足レベルで下落再開

イーサリアム(ETH)は本日0時頃に日足短期HMAを下抜けし、現在は1,992.85ドル付近のサポートラインで下落を止められている状態だ。
現状の配置は4時間足レベルで下落再開の可能性が高く、今後日足短期HMAを価格が上回らない状態で1時間足長期HMA(4時間足中期HMA)を起点に下落の値動きを見せた場合1,920.51ドルを突破して1,757.64ドル付近まで下落すると推測する。
ソラナ(SOL):直近では120.31ドルから110.41ドル付近まで下落可能性あり

ソラナ(SOL)は4時間足長期HMAを価格が下抜けしており、中期的に下落が再開したと判断できるチャート配置となっている。そのため、直近では120.31ドルから110.41ドル付近まで下落する可能性が高い。
120.31ドルから110.41ドル付近まで下落し、4時間足ボリンジャーバンドに価格が到達していた場合、短期的には一旦下落が止まり反発すると思われるが、長期期には下落余地が十分にあるため、日足レベルで押し目形成後78.91ドル付近までの下落を想定する必要があるだろう。
リップル(XRP):サポートラインで反発するかに注目

リップル(XRP)は現在中期的な下降トレンドが開始していると判断できるチャート配置となっている。今後4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドから1.9545ドル付近まで下落すると思われる。
1.9545ドル付近は日足レベルで強いサポートラインになっていると推測されるため、短中期的に1.9545ドル付近まで下落した後、反発の値動きとなると推測する。しかし、長期的には「弱気相場」に突入していることから、ファンダメンタルズ要素により1.7633ドル付近まで下落する可能性も考慮して戦略を立てる必要があるだろう。
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使用インジケーター
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫