仮想通貨チャート分析
ビットコイン(BTC):下落しても前回安値付近で下げ止まるか

ビットコイン(BTC)は3日の急騰を全否定するような値動きを見せ、日足短期HMA、1時間足長期HMAを下抜けしている状態だ。
今後、日足短期HMA・1時間足長期HMAの下抜けが確定すれば、下落が再開したと判断できるが、現在価格付近は日足ボリンジャーバンドロワーバンドに近いため、現状価格から下落したとしても、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドとほぼ一致している前回安値付近(78,089.67ドル付近)までと推測する。
イーサリアム(ETH):下落再開、短期的な目安は4時間足ボリンジャーバンドのロワーバンド付近

イーサリアム(ETH)は3日の急騰後に下落を続け、現在前回安値ライン(2,092.98ドル付近)を下抜ける値動きを見せている。
現在の下落は日足ボリンジャーバンドロワーバンドが価格に近いこともあり、短期的には収縮中の4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近(1,920.51ドル)付近までと推測する。
ソラナ(SOL):短期的には120.31ドルから110.44ドル付近まで下落予想

ソラナ(SOL)は昨日、3日の急騰を全否定し、本日に入り日足短期HMAを下抜け、この値動きにより下落が再開されたと推測する。現状、日足レベルでは下落の余力が十分にあるため、再開された下落は120.31ドルから110.44ドル付近まで続くと予想する。
しかし、120.31ドルから110.44ドルの価格帯には、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドが若干収縮しながら控えているため、短期的にはこの価格帯で下落が一旦止まる可能性が高いと思われる。
リップル(XRP):短期的な下落後、中長期は横ばい推移か

リップル(XRP)は3日の急騰を否定する動きとなっており、現在日足短期HMAの下抜けに挑戦している。今後、日足短期HMA下抜けが確定すれば下落が加速する可能性が高く、短期的には1.9545ドルから1.7633ドル付近まで下落すると思われる。
ただし、1.9545ドルから1.7633ドルの価格帯には日足ボリンジャーバンドロワーバンド、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドが控えていることから、価格が到達後反発し、中・長期的な横ばい相場に移行すると推測する。
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使用インジケーター
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫